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2016年10月28日13:24

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子宮頸がんの原因はセックスそのもの

くわしく言えば、セックスによって感染するHPVというウイルスが原因です。
HPVには百種類以上の種類がありますが、そのうちがんの原因になるのは13種類です。
個人によってもっているHPVの種類が違うので、
セックスしても「発がん性HPV」に感染していない人もいますが、
運が悪ければ「一生にたった1回相手たったひとり」でも発がん性HPVに感染します。
一般的には、セックスの相手の数が多いほど発がん性HPVをうつされる可能性は高く、
若い年齢でセックスをはじめるほど子宮の免疫機構が完成していないので感染しやすい、
と言われています。(若い、は15歳以下)
そして、発がん性HPVに感染すると、一番早くて1年半後には子宮頸がんになります。

子宮の入り口をこすって細胞を見る検査、いわゆる子宮頸がん検診では
「正常」ではないけれど「がん」になりきっていない細胞、異型細胞を見つけることができます。
まだがんではないので本当に何も症状はないけれど
放置すればそのままがんになる、というのが異型細胞です。
この段階で部分切除(子宮膣部円錐切除)を行えば完治します。
がんにはならず、子宮を取る必要もありません。
正常細胞ががん化するのに一番早くて1年半、だから年1回で検診をうければ
前回検診の直後からHPVが働いていたとしても、がんでなく異型細胞で見つかります。

子宮頸がんワクチンは、今使えるものは最大効果を発揮しても
全子宮頸がんの7割を予防する効果しかありません。
ワクチンを打っていても、子宮頸がんになる可能性は否定できません。
オーストラリアなどでは異型細胞発生率が明らかに減少しており
ワクチンの効果がはっきりわかってきましたが、それでもゼロにはなりません。

子宮頸がん検診を年1回で受けてください。
■若い女性に多い子宮頸がん「性交渉そのものが感染の原因。コンドームでは防げない」
(週刊女性PRIME - 10月28日 12:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=235&from=diary&id=4264606
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