チュープリンじゃなくリュープリンだろ！！

リュープリンはGnRHアゴニストという薬剤で、卵巣から女性ホルモンが出るのを止める。
子宮筋腫は女性ホルモン依存性疾患、女性ホルモンで大きくなる。
女性ホルモンを止めれば「野菜に水をやらない」ようなもんでしぼむ。
しぼむと手術の傷が小さくできる。
ただし、リュープリン使用中は骨粗しょう症が進行して骨痛がでるし、
更年期症状がひどくなったりもするし、６か月以上は使えない。
６か月使用したあと３か月くらいで生理再開する。
もし手術しなければ、リュープリン使用後半年以内で筋腫はもとの大きさにもどる。

このニュースの人はおそらく「筋腫核出術」、筋腫だけとって子宮本体を残すんだろうが、
１０個もとると子宮の形がゆがむことがあり、
ゆがんだ子宮が手術前よりひどい生理痛の原因になってしまうことがある。
さらに、子宮本体が残っているのだから
女性ホルモンが出ている限り（閉経するまでは）
筋腫は数も増えるし大きさも大きくなる。

子宮はこどもを生むための臓器。
こどもがもういらないなら子宮切除するのをお勧め。
女性ホルモンは「卵巣」から出ている。
子宮はただの赤ん坊を入れるための筋肉の袋で、女性ホルモンは出していない。

追記：
さすがに指摘されたらしく「リュープリン」に直されてましたね。
でも日記内容は薬の作用に関することなのでこのまま掲載します。


矢部美穂、子宮筋腫で手術へ　2週間入院
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=4250423