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2016年10月04日20:00

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新日鐡住金君津製鉄所見学

君津市民ふれあい祭りのプログラムの一環の新日鐡住金君津製鉄所見学会、去年はミスって行きそびれてたので8月6日、約2年ぶりに行ってきました。写真の整理がやっと追い付いたので約2カ月遅れの日記化ですあせあせ

*=写真拡大不可 他、マーキング無しは拡大可

私メの目的は当然? 一般人が普段目にする事が出来ない製鉄所内の専用鉄道。他の鉄道施設とは完全に独立した鉄道なので軌道幅(ゲージ)もJR線より広く新幹線や京浜急行線と同じ1435mmと大きなものです。
この手の専用鉄道好きが集まって、いざ現地へ。工場時代は千代田区位の広さと巨大で、見学出来るのは第四高炉と厚板工場のコース、入口近くの売店展示場所から随時見学ツアーシャトルバスが出発、グループツアー形式で見学して行きます。

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* 見学シャトルバスは観光バスのチャーター。工場構内速度は確か30km/hなので、道中車窓の工場施設も、それなりにゆっくり見れます。

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最初の見学地が私メ的メインイベントの第四高炉。製鉄所内は見学会であっても撮影禁止と言う場合が多いそうですが、ここ君津は過去に皇族方が見学に来られたそうで、その為の見学用整備されたのが、ここ。通称御立ち台と言われる場所で高炉周りの専用鉄道も、ここでは撮り放題!わーい(嬉しい顔)

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製鉄列車がいるいる・・・

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こちらにも・・・ 先行で天地到着してる知り合いの話では君津製鉄所も近年、高炉の一つが火を落としたのと運用システムが少し変わってしまい、例年より動きが少なくなってるとの事。たら例年なら見学ツアーグループの移動の関係でこの場所には10分そこそこしか居れませんでしたが、今年は鉄道を撮りたい者は、ずっと留まって良いと言う事で強制移動が無い事から、いろいろ列車の動きが観れそうです。

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* 御立ち台には高炉の説明と製鉄過程途中の鉄鋼石などが展示されてます。

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80tディーゼル機関車に牽かれたドーピードカー。積載量300t銑鉄輸送貨車で口から煙が出てるのが怖い・・・ドロドロに溶けた鉄が入ってる訳です。ドーピードとは魚雷(明治期位の初期の魚雷)の事ですが、今では葉巻型と言った方が良いような・・・

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このサルキャラ、新日鐵のイメージキャラらしい・・・ スローガンから東北震災の時に描かれたのではないかと。

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こちらは凸型の80tディーゼル機関車。運転はリモコンで行なわれる為、運転士は連結器横の小さなスペースに座り、本来のキャブ(運転室)は使われて無いので窓も汚れたままです。

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奥にはスラグカーも見えてます。不純物の多い鉄製品にならない銑鉄を運ぶ貨車で巨大なナベトロとも言えます。

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ドーピードカー列車、推進運転なので運転士はドーピードカーのボックスに乗って機関車をリモコン操縦してます。

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第四高炉をバックに先程のサル80t機関車列車。

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見学施設の反対側の線を通過する60t機関車牽引のスラグカー列車。

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スラグカーのアップ。よく見たらブレーキホースも無く台車にブレーキが見当たりません。重量物の輸送ですが勾配も無い平地なので機関車のブレーキで何とかなってるんでしょうか? エアーブレーキを装着しても高熱製品を積み込む関係で熱でホースがもたないのではと想像。

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その前を通過する散水車。工場内は舗装されてますが大型車の通過も多く埃もたつので定期的に水撒きをしているようです。

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* 見学スペース目の前の線路は鉄枕木、その隣りはPC(コンクリート)枕木。重量物輸送線なので枕木の間隔も狭く密度が高いです。

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構内専用の大型トレーラー、積んでるのはスラグかな?

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そうこうしてたら先程のスラグカー列車が戻って来たと思ったら、別の列車でした。ナベの中には溶けたスラグが載ってるのかな。

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60tディーゼル機関車。キャブ正面が片窓と言うのも変わった感じがしますが、制御自体は別の所でしてるので、キャブ窓配置は関係ないのでしょう。

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構内専用の、多分間接式の大型トラック。

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ドーピードカー2両連結の列車。推進運転なのでドーピードカー前の小ボックスに運転士が無線操縦しながら乗ってます。

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こちらの80t機関車はサルキャラの無いタイプ。

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高炉スラグ処理場からのスラグ列車。この線を走る列車は初めて見ます。

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第四高炉をバックのスラグ列車。この60t機の下周りやキャブサイド窓までカバーに覆われてるのは耐熱対策かと。

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ゆっくりした速度ですが目の前を通過して行くのは迫力があります。

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スラグカーのアップ。やっぱりブレーキシステムは見当たりません。両脇の三角屋根ってカッコ悪なんて思ってましたが、たぶんスラグカスなどが積もらせない為かな?

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そのまま走り去るスラグ列車。

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今度は凸型80t機関車が牽くドーピードカー列車。こちらもブレーキ関係は見当たりません。

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高炉下おサル80t機関車が押すドーピードカー列車。高炉前の線路周りの雑草、2年前に比べて延びてます。軌道の手入れ回数が減ってるのでしょうか。

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今度は高炉反対側の線路をスラグカー列車が通過。

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すぐしてから別のスラグカー列車が推進運転で通過。どちらも別々のバスがベストアングルの所で止まっていて・・・あせあせ

現場はインドネシア並み?に暑いのと空腹が堪えて来たのでとりあえずこの場を離れて食事をする為に戻る事にしました・・・と言っても程良い見学ツアーに混ざるだけなので、この後の見学プログラムである圧延工場の見学に向かいます。2年前とは違うラインの見学でしたが真っ赤に焼けた鉄板が出て来るとめちゃくちゃ熱くなる所は2年前と変わらず。ここは撮影禁止なので画像はありません。
昼頃に入り口売店スペースへ戻ると工場内食堂は品切れ終了、構内コンビニは何故か休み! 出店に、まだ食べるものがあったから良かったけど、コンビニまで休みとは祭り運営にチト問題アリかな。
てな事をアタフタしてたら第四高炉に戻る為の見学ツアーは気付くと最終便。これで現場に居残る事は出来ませんが、とりあえず再び高炉へ向かいます。

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午後の第四高炉は逆光気味、やはり午前中がベストのようです。

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見学最終便なので現地には10分そこそこ位しか居れませんが、それでも入換え程度の動きは見れました。

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高炉前の列車群。標準軌機関車なのでJR系機関車より一回り大きいですが、その後ろに見えてる高熱ガス関係のパイプ類の太い事! 直径5〜6m以上はありますね。

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* 御立ち台デッキ。最後なので既に人は居ません。

最終便とはいえ通常の見学コースなので、この先も厚板工場へ行き熱い中を見学。

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入口広場に戻って来たら展示されてた自衛隊ヘリの撤収作業が行われてました。ローター軸で吊ると、確かに機体の重心になるので1本で吊れるんですね。

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* ヘリを載せるのは5t?のロング。

閉場頃に工場を後にして木更津のファミレスで遅めの昼食&雑談会。
良く晴れた夏の暑い熱い楽しい一日でありました指でOK


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