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2016年09月02日20:14

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この人、誤魔化しばっかりだな。「バブル時代」と「ゆとり教育」の真実

■首相「モーレツ社員否定の日本に」 働き方改革に意欲
(朝日新聞デジタル - 09月02日 16:37)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4173742
もう、経済復興あきらめ宣言ですか?

ほんと、安倍総理、誤魔化しばっかりだな?


若い人って、「バブル時代」知らないじゃん?

「バブル時代」とか「ゆとり世代」「ゆとり教育」ってネガティブなイメージだよね?


1985年から1990年、その前後2〜3年を含め「バブル時代」っていうんだと思うんだけど、

「バブル時代」を中流家庭で、十代後半をすごした私が「バブル時代」を語りたいと思う。

あの時代、確かに、地上げ屋が問題になったり、日本中が浮かれまくってたけど、

一般的な家庭だと、働けば働くだけ、努力すればその分、「お金」になる時代だった。

企業の学生バイトの扱いも、今みたいな、「安い労働力の酷使」って感じよりも、
「社会勉強」とか、「お小遣い」みたいな意味合いのほうが大きかった気がする。


じゃあ、何で、今こういった社会になったのか?


90年代、浮かれたバブルがはじけ、企業は、コスト削減を余儀なくされた。

そこで急速に出てきたのが、グローバル化やボーダレス、ワールドワイドとか言われ る考え方だ。

具体的に言うと、人件費の安い海外への工場移転や、それに伴う技術移転だ。

そして、それが良い事のように言われ、行われてきた。

当時の日本や企業等の状況を考えれば、この新しい考えは、間違いではなかったと思う。


しかし、30年近くたった今、それらがもたらしたものは、日本国内の深刻な「格差社会」だ。


つまり、企業が儲けても、国内でお金が回らない状況を生んでしまったんだ。

例えれば、「車」や「電化製品」は、大企業だけで出来ているわけじゃない。

部品や加工を受け持つ、下請け会社や、孫請け会社があってこそだ。

昔は、大企業の「製品」が売れれば、下請け会社や、孫請け会社も儲け、
国内でお金が回り景気が良かった。

しかし、下請け会社や、孫請け会社の仕事を、海外に持ち出した結果、
下請け会社や、孫請け会社の儲けが減り、国内でお金が回わらなくなった。

しかも、そのことで過度の価格競争が起こり、下請け会社や、孫請け会社が、
立ち行かなくなった。

大企業が儲けても、下請け会社や、孫請け会社が苦しくなる。

これが、単純でわかりやすい「格差社会」の構図だ。

富裕層は変わらず、中流層が貧困層になって、格差が広がる。

最悪のパターンだ。


そしてこういった状況の中出てきたのが、「ゆとり」って考え方だ。

所謂「ゆとり社会」「ゆとり教育」ってやつだ。


今思うに、この「ゆとり社会」って考えは、政府の言い訳だったんだと思う。

つまり、今までのように頑張っても、成果にはつながらないから、

「ほどほど」にしといたほうが良いよ・・・・頑張るだけ無駄だからっていう。


今回の安倍総理の発言は、当時の「ゆとり社会」と同じじゃないのか?

つまり、彼が推進している「経済復興」のあきらめ宣言じゃないのか?

事実上、経済対策にもう打つ手がなく、「アベノミクス」失敗宣言じゃないのか?

それを、「モーレツ社員否定の日本に」とか「働き方改革」とかって言葉で、
誤魔化してるんじゃないのか?

これで恩恵を受けるのって、公務員だろ?


自民党政権では、日本はよくならない。

それは、事実上一党独裁で、利権が固定し確立してしまっているから。

その慢心から、官僚と共謀して、いかにして税金を自分たちの懐に入れる事にしか興味がない。

彼らは、中流家庭以下の国民を見ていない。

今の慢心した自民党政権では、格差社会の歯止めはかからないよ?

「貧困であえぐ」って言われている若い世代はそれでいいの?

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