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2016年08月02日23:46
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「カピタン」研究（46）
今日読んでいるのは、カピタン21号。まずは今回も「幻想詰将棋型録」から始めることにしよう。
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幻想詰将棋型録 5 泰永三二朗
#98 鮎川哲朗 213号[73-10]
ばか詰 1325手
いよいよ1000手オーバーの作の登場です。歩を打てる筋に注意してください。
担当者―解答者5名。詰上り、手数ともに人それぞれ、驚きました。作意手数は1783手でしたが、森氏と西田氏が1300手台と驚異的な短手数。特に森氏の1325手！は恐らく最短ではないかと思います。
・これから紹介するのも森氏の解です。解を示す前に歩稼ぎの基本形を書く。左辺のと金崩しに大量の歩が必要なのです。
（基本形）
Ａ「16飛、49玉、17飛、38玉、39歩、48玉、18飛、57玉、17飛、58玉、
18飛、38歩、59歩、57玉、17飛、46玉、16飛、37玉、38歩、47玉、
17飛、56玉、16飛、57玉、17飛、37歩、58歩、56玉、16飛、45玉、
15飛、36玉、37歩、46玉、16飛、55玉、15飛、56玉、16飛、36歩、
57歩、55玉、15飛、44玉、14飛、35玉、36歩、同玉」
（36玉は56玉でも良い。14飛は15飛もあり、先手57歩があるのも可）
これで原形に戻る。持歩が3枚に増え、攻方の57歩が加わっている。手数は48手。ここで大事なのは、歩を稼ぐのに最低2歩の資本がいることです。
Ａ手順を発見すれば、本局を詰めることはできるでしょう。しかし最短手順を見つけるとなると超難問となります。
解
16飛、76と！97歩、95玉、15飛、75と、96歩、同玉、16飛、66と上、
97歩、85玉、15飛、74玉、14飛、65玉、15飛、56玉、「Ａの前半14手」
58歩！、46玉、16飛、37玉、38歩、47玉、17飛、56玉、57歩、65玉、
15飛、74玉、14飛、85玉、15飛、84玉、14飛、95玉、Ｂ「15飛、65と、
96歩、同玉、16飛、56と、97歩、85玉、15飛、74玉、14飛、65玉、
15飛、54玉、14飛、55玉、56歩、同玉」
（��68手 77とを76→75→66→65→56と移動して消去。ここで先後の持歩の数は△1▲2 以下同様）
…16飛、65玉、15飛、76玉、16飛、85玉、15飛、86玉、16飛、95玉、
15飛、85と、96歩、94玉、14飛、84と、95歩、同玉、15飛、86玉、
16飛、75玉、15飛、66玉、16飛、57玉、「Ａの後半24手」「Ａ」
Ｃ「16飛、45玉、15飛、54玉、14飛、65玉、15飛、74玉、14飛、85玉」
15飛、96玉、16飛、66と、97歩、95玉、「Ｂ」
（��200手 94とを84に移したのち、67とを66→65→56として消去。△2▲3）
…「Ａ」「Ｃ」15飛、86玉、16飛、95玉、15飛、75と、96歩、94玉、
14飛、74と、95歩、同玉、15飛、65と、96歩、同玉、16飛、56と、
97歩、95玉！96歩、84玉、14飛、75玉、15飛、64玉、14飛、55玉、
56歩、同玉、
（��288手 84とを75→74→65→56として消去。9筋を96歩型にしておくのは手数短縮のため。△2▲4）
…「Ａ」「Ｃ」15飛、96玉、Ｄ「16飛、86と、97歩、95玉、15飛、85と、96歩、94玉、
14飛、84と、95歩、同玉、15飛、96玉、16飛、56歩合！97歩、85玉、
15飛、74玉、14飛、65玉、15飛、54玉、14飛、55玉、56歩、同玉」
（��376手 87とを84に移動。△2▲4）
続いて84との消去は�□���をそっくり繰り返せばよい。
（��464手 中間�疑沺�
（明日に続く）
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幻想詰将棋型録 5 泰永三二朗
#98 鮎川哲朗 213号[73-10]
ばか詰 1325手
いよいよ1000手オーバーの作の登場です。歩を打てる筋に注意してください。
担当者―解答者5名。詰上り、手数ともに人それぞれ、驚きました。作意手数は1783手でしたが、森氏と西田氏が1300手台と驚異的な短手数。特に森氏の1325手！は恐らく最短ではないかと思います。
・これから紹介するのも森氏の解です。解を示す前に歩稼ぎの基本形を書く。左辺のと金崩しに大量の歩が必要なのです。
（基本形）
Ａ「16飛、49玉、17飛、38玉、39歩、48玉、18飛、57玉、17飛、58玉、
18飛、38歩、59歩、57玉、17飛、46玉、16飛、37玉、38歩、47玉、
17飛、56玉、16飛、57玉、17飛、37歩、58歩、56玉、16飛、45玉、
15飛、36玉、37歩、46玉、16飛、55玉、15飛、56玉、16飛、36歩、
57歩、55玉、15飛、44玉、14飛、35玉、36歩、同玉」
（36玉は56玉でも良い。14飛は15飛もあり、先手57歩があるのも可）
これで原形に戻る。持歩が3枚に増え、攻方の57歩が加わっている。手数は48手。ここで大事なのは、歩を稼ぐのに最低2歩の資本がいることです。
Ａ手順を発見すれば、本局を詰めることはできるでしょう。しかし最短手順を見つけるとなると超難問となります。
解
16飛、76と！97歩、95玉、15飛、75と、96歩、同玉、16飛、66と上、
97歩、85玉、15飛、74玉、14飛、65玉、15飛、56玉、「Ａの前半14手」
58歩！、46玉、16飛、37玉、38歩、47玉、17飛、56玉、57歩、65玉、
15飛、74玉、14飛、85玉、15飛、84玉、14飛、95玉、Ｂ「15飛、65と、
96歩、同玉、16飛、56と、97歩、85玉、15飛、74玉、14飛、65玉、
15飛、54玉、14飛、55玉、56歩、同玉」
（��68手 77とを76→75→66→65→56と移動して消去。ここで先後の持歩の数は△1▲2 以下同様）
…16飛、65玉、15飛、76玉、16飛、85玉、15飛、86玉、16飛、95玉、
15飛、85と、96歩、94玉、14飛、84と、95歩、同玉、15飛、86玉、
16飛、75玉、15飛、66玉、16飛、57玉、「Ａの後半24手」「Ａ」
Ｃ「16飛、45玉、15飛、54玉、14飛、65玉、15飛、74玉、14飛、85玉」
15飛、96玉、16飛、66と、97歩、95玉、「Ｂ」
（��200手 94とを84に移したのち、67とを66→65→56として消去。△2▲3）
…「Ａ」「Ｃ」15飛、86玉、16飛、95玉、15飛、75と、96歩、94玉、
14飛、74と、95歩、同玉、15飛、65と、96歩、同玉、16飛、56と、
97歩、95玉！96歩、84玉、14飛、75玉、15飛、64玉、14飛、55玉、
56歩、同玉、
（��288手 84とを75→74→65→56として消去。9筋を96歩型にしておくのは手数短縮のため。△2▲4）
…「Ａ」「Ｃ」15飛、96玉、Ｄ「16飛、86と、97歩、95玉、15飛、85と、96歩、94玉、
14飛、84と、95歩、同玉、15飛、96玉、16飛、56歩合！97歩、85玉、
15飛、74玉、14飛、65玉、15飛、54玉、14飛、55玉、56歩、同玉」
（��376手 87とを84に移動。△2▲4）
続いて84との消去は�□���をそっくり繰り返せばよい。
（��464手 中間�疑沺�
（明日に続く）
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