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2016年07月06日10:57

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三浦半島ツーリングと港湾軌道跡

先日2日、知人による三浦半島ジープツーリングへ数年ぶりに参加しました。時間があったので漁港や港内のトロッコ軌道跡や臨海貨物線跡3箇所も見てくることができました。
私メにしては珍しく、あまり遅れのない日記うれしい顔

☆=写真拡大可

朝は小雨模様だったことから不本意?ながら幌装着状態での出発。今回も下道を通って集合地点へ。環八が朝のラッシュということもあって思ったより時間がかかてしまい、集合までのオプションは取りやめ。でも夕方に時間ができたのでオプション立ち寄りはできましたが、それはまた後で。

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☆ 集合場所到着少し手前で高速道SA集合グループと偶然遭遇。最終集合地のコンビニ駐車場でのスナップ。右はJ3ですが、私めのJ54Aタイプと同じ顔つきでありながらライドガードが付いてないだけで随分と印象が違います。ちょっと早めに着いたので大急ぎで幌を外してフルオープン化わーい(嬉しい顔)

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城ヶ島に向かって海岸沿いの道を南下。広めの駐車場のある漁港での参加“車”集合写真。
左手前側車バイクはウラル。

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☆ 反対側から。後ろにはJ40系(ロングホイールベース ジープ)や自衛隊新73式小型タイプなど。

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停車中でのスナップ。

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☆ 城ケ島に到着して昼食。店の駐車場に誘導されて止めましたが、何故か白い車を囲むようにジープ集団がウッシッシ

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☆ MBと私メのJ54Aタイプとの並び。ハンドル位置とボンネット高さ以外は殆ど同じサイズの2台ですが随分違う印象です。大戦中(1940年代)と1960年代の差ですね。

このツーリングは走行距離が短い事もあり、止まると雑談会うれしい顔 今回は城ケ島で解散となったので私メはオプション作戦に。と言っても時間もあり景色の綺麗な地域なのでソロツーリングも少し楽しみます。フルオープンのまま三浦の漁港をぐるっと廻って、まだ行った事がない荒崎へも軽く走って何となく雰囲気が好きな佐島マリーナへ。前に立ち寄った時はネコがいっぱい居ましたが今回は一匹もおらず。

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☆ 沿岸国道を少し北上して逗子御用邸や長者ヶ崎少し手前の久留和漁港に到着。

ここには使われてないトロッコ軌道があるのを前回近くを通りかかった直後にネット上で知った場所ですが、その写真がちょっと不思議なもので、海上に出る軌道と言えばコンクリ防波堤上などに併用軌道のようにレールが埋められた状態というのは見た事がありましたが、ここの海上に突き出た“トロッコ軌道”は梯子状のものに鉄の支柱で支えられた歩道鉄橋のようなもの・・・それも所々落ちており、並みのブログだったら細い鉄桟橋残骸の見間違いだろうと思ってしまいそうです。しかし掲載ホームページはトロッコ軌道専用のものなので“軌道”には間違いなさそうですが、果たして・・・

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☆ その通りでしたうれしい顔 鉄橋の場合はレールを支える骨材が普通はありますがそれが無く、レールによって橋状を形成しており、枕木に至っては軌間を支えるだけでレールにぶら下がってる状態! 軌間はくだんのHPによると610mm。

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☆ これが軌道残存の全て。一番手前のものはテトラポットで辛うじて支えられてるだけで触るとグラグラでした。沖に見えるのは元養殖場のようで、そこの連絡トロッコ軌道だったようです。

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☆ 沖の養殖場跡までは約50m。この上にも僅かながら軌道が敷かれてるのでちゃんとトロッコ軌道として使われてた事が解ります。この周辺には何か上屋の跡らしいものも見えます。
この日は少し風があって時化た状態だったので何かミニ軍艦島と言いたくなるような風景。防波堤の穴が銃眼に見えて来た・・・ウッシッシ

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防波堤が建設された当時は現役だったようで、このような通り道が埋められた状態で残ってました。これより陸側は残念ながら何も痕跡はありませんでした。

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☆ この角度で見ると波によって軌道がずれてしまってるのが解ります。すぐ横の海中には落ちた軌道の残骸が沈んでる筈です。浅い場所ですが時化て濁ってるので海上からは全く見えません。

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☆ 軌道の貧弱さから現役時には枕木の上には踏み板が敷き詰められてて手押しトロッコによるものだったと思われますが、近くに誰も居なかったので聴く事は出来ませんでした。
驚いた事にこの軌道(跡)、ヤフー地図に載ってるんですヮ。

久留和漁港を後にした先は景色の良い長者ヶ崎、逗子御用邸前を通り半島を横断、この時期は日が長いので朝時間が無くなって行けなかった横須賀、長浦港へ。

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☆ ここは帝国海軍時代の魚雷関係施設の跡で軌間1067mmトロッコ軌道が残存してる場所でもあります。1067mmトロッコ軌道という辺りが同じ海軍火薬庫であった広島は江田島の海自呉弾薬整備補給所で最近まで現役だった軌道と共通するものがあります。長浦も2〜3年ぶりかなぁ。

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☆ 海軍時代の建物流用と思われる倉庫建屋の前の軌道は撤去が進みましたがクロスポイントは残存してました。

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☆ 同じ場所の海側。中央岸壁には、かって古いクレーンがありましたが現在は基礎しか残ってません。

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☆ ここに来たのもグーグルアースで古い建屋の半分くらいが消えてる事に気付いたからでした。自衛隊敷地内のおそらく海軍時代の建屋は綺麗に消えてました。

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☆ 建屋から道路を跨いで海上に大きなクレーンブリッジが出てましたが、それも基礎を残して消えてました。多分これも海軍魚雷関係の施設だったと思います。

次に向かったのは隣りの田浦の臨港貨物専用線跡。先日CSの鉄道チャンネルでここが紹介されてて私メの知ってる状態と少し違ってたので立ち寄ってみました。ここも2〜3年ぶりです。

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☆専用線終点の海自施設前の小ヤード。前に来た時は草が茂ってしまって冬でもレールが枯れ草に隠れて見えない状態になってしまってましたが、少し前に草が刈られたようで、思ったよりレールが見える状態になってました。TVでは、まだ茂った状態だったんですけどね。

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☆ ここもかってはレールが直接地面の上に乗っかってるような良い雰囲気でしたが長い年月のうちに、いつの間にかレールは埋まり併用軌道のようになってしまいました。

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☆ ここで一番有名な? 連続クロスポイント。前に来た時は工事の土砂で埋められてしまってましたが、撤去されすに残ってました。しかし道路の改修工事が行われた為か田浦駅へ通じる踏切り線路は撤去されてしまってます。オープンのジープの上に立って俯瞰を強めにうれしい顔

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☆ せっかくだからジープも入れ込んでウインク

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☆ 田浦駅へ通じる線路、まだレールは残存してるようで左に少しだけ見えてますが敷地は完全に放置状態のようで、ジャングルのように草が茂ってます。太い木も生えており、つい最近の廃止のような感覚でしたが使われなくなってからの年月の長さを感じます。

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☆ この撮影してる後ろには鉄道と車道の併用トンネルがありましたが道路改修が進み併用軌道のレールは撤去され、線路もだいぶ短くなりました。しかし道理が回収されても線路の部分は歩道にもなってないみたいなので、どういった扱いになってるんでしょうね? 反対側の路肩は歩道として整備されてました。

この後は磯子の知人宅へ立ち寄って、この日のミッション終了指でOK

この日は1日中風に当たって為か思ったより疲れを感じたので、翌日の富士学校祭行きは諦めた次第でした。


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