#25 花沢正純 191号[71-12]
ばか詰 3手
#26 花沢正純 192号[72-1]
ばか詰 9手
#27 井上賢一 192号[72-1]
ばか詰 ?手
#28 花沢正純 193号[72-2]
ばか詰 5手
#29 花沢正純 193号[72-2]
ばか詰 5手
#30 金成憲雄 193号[72-2]
ばか詰 ?手
#31 花沢正純 193号[72-2]
ばか詰 7手
#32 原 敏彦 192号[72-1]
自殺詰 10手
#33 原 敏彦 192号[72-1]
25桂を詰めよ 7手
解
#25 91飛、同角、22金迄3手。
西山輝夫―久しぶりにウーンとうなりました。
・懸賞第1号。#16の枝葉を取った作。
#26 19香、18龍、同香、同玉、38飛、28龍、同飛、19玉、29飛打迄9手。
・難しい味あり。
#27 32龍、51玉、54飛、53角、43桂迄5手。
・解答45通中正解が26とのこと。この号の懸賞問題はこの他にも1題あり、2題共正解したのは8名。その中には金成憲雄、山本民雄等、意外なスターの名前がみえて楽しい。
この作者、発表作は少ないが、筆者の好きな作家のひとり。
#28 39龍、38銀生、37銀、27玉、28龍迄5手。
・そっぽ行きの第1号。作者らしいスマートな表現。
#29 41飛、42金合、同飛成、43銀引、45金迄5手。
・曲詰「ノ」の字。
#30 53歩生、43玉、52歩生、42玉、53飛成、41玉、51歩成迄7手。
・正解50分の21。筋ワル生氏のばか詰は、これを含め2局しかありません。珍品(?)
#31 62銀生、52玉、53銀生、63玉、64銀生、54玉、55金迄7手。
・ばか詰的ばか詰。
#32 27金、同角生、18銀、同角生、29桂、同角生、27金、同桂成、28金、同圭迄10手。
・これは195号に載った修正図です。
#33 15飛、同歩、17桂、イ同桂生、29桂、同桂成、38馬迄7手。
イ同桂成は29桂迄!
・本図、修正図が発表されていないので、筆者が独断で48銀を加えました。ないと5手目より39馬で余詰。
原敏彦氏は、#32,#33と同時に、角を詰める問題および変則盤使用問題を発表している。前者は余詰、後者は1筋と9筋をつないだ円筒盤を用いた5手詰ということだが、図が省略されている!残念。
変則盤使用問題は、以降パラには登場していません。玉以外の駒を詰める問題はもとから少なかったのが、天竺詰が出現したため(?)消え去った。
ばか詰の中で最短手数探しというタイプの出題形式のものがあります。「この出題なら最短手順は何通りあろうと気にしないわけです。もともとのバカ詰の発想はこれかもしれませんね」と花沢氏も書いています。創作性が少し薄い感じですが、パズルとしてみれば解答競争となって面白いものもあるようです。
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