もちろん考え方はその人それぞれで立場によっても違うと思うけど、
東日本大震災のときは、たとえ「見物」であっても来たほうがいいと思ったよ。
大きな津波で人や町や物がどうなるか、知っておいたほうがいいと思ったのね。
だって、ビルに自動車がつきささっているところとか、
3階建てビル屋上に漁船が乗っかっているところとか、
でっかい缶詰の形した看板が道路まんなか緑地帯にごろんとなっているところとか、
見たことある?ないよね。
道路舗装のアスファルトがすっかり削り取られて地面むき出しだったり、
家の、二階は乗っているけど一階が柱だけのすかすかになってたり、
歩道のカラーブロックがぼこぼこに盛り上がって隙間からたくさん雑草生えてたり、
そういう荒れ果てた光景が簡単にできちゃうんだ、ってこと、
見たほうが、見ないより覚えていられると思うわ。
海に囲まれ火山帯を背骨にした日本の国は、どこで大きな地震があっても不思議はないし、
津波だって海岸線なら絶対に来ないと言い切れる場所はない。
だったらせっかくあった大きな災害を、見ておいたほうがいい。
いつか自分の身に起きたとき、あまりびっくりしないで動けるように。
■感動ポルノ、就活ネタ作り…GWに被災地へ殺到する「モンスターボランティア」
(dot. - 04月29日 07:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=3970590
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