名古屋市立大学産婦人科がアンケートをとった。
対象は未婚女性、平均年齢25歳。
まあこの「平均」ってのがくせものなんだが一応おいとく。
とにかく未婚女性へのアンケートですよ。
「あなた自身は何歳まで自然に妊娠できると思いますか」に対する答えで、
37%の女性がまるをつけたのが表題。
つまり3割以上の女性が45歳すぎても自然妊娠可能と考えているんだね…。
我が国の女性は生殖教育を受ける機会がほとんどない。
高校教科書には家族計画、バースコントロールの記載はあるが不妊症、不育症についての記載はほとんどない。
というのが、このアンケート結果に続く文章。
その通りですね。
教科書はその昔「若いうちに結婚して子供作りすぎるほど作る」時代に書かれたもの。
高校卒業して2,3年こしかけ仕事して結婚するなら年齢による不妊などありえないし、
むしろ「年子で生まないほうが育てるとき楽」とかのほうを教えないとダメだった。
いったいいつの話だよ?!(爆笑
さらにこれに続く文章もけっこうすごい。
現職の医師にも生殖知識が不足している。
薬剤による胎児奇形リスクを避けるために医師が避妊を指示し、指示を守った女性が高齢化する症例をしばしば経験する。
…。
相手がこどもほしがっているのを知らないでやっているのか、
こんな病気を持っている女はこどもなんか生まないほうがいいと思っているのか、
それとも単に「45歳すぎても生理ある限り妊娠できる」と思っているのか。
(一般女性の3割レベル)
なんかもうくらくらしてきましたよ。
誰に対して何を教えればいいのやら。
医学部で学んだ(一応全部の科を学ぶ)医者ですら知らない(忘れてる)ことを
教えられる機会も極めて少ない一般女性にどう教えればいいのか…。
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