テトロドトキシンは「あとからくる」毒

ゆっくりゆっくりききますよ。
体の末端から麻痺して動かなくなりはじめ（しびれはマヒの前段階）
最後に心臓や肺に到達します。
毒の量が少ないなど運が良ければ末端で終わるかもしれませんが、
胸の筋肉まで及べば呼吸ができなくなってそのまんま。
店で食べたときはなんでもなくても、帰宅してから動けなくなり
ひとり暮らしだともう救急車も呼べないなどの事態に陥ることあり。
ふぐ毒は精巣卵巣肝臓に多いけど血液にも毒性あり、
内臓類をよけてもふぐの血液を洗い流す繊細さが必要です。
もちろんふぐの種類によって毒のある臓器も強さもさまざま。
かなとふぐなど毒のない種類のふぐもいますし、
食べるえさで毒性が変わるため、養殖ふぐには毒がほとんどありません。

■フグ卵巣食べ８人中毒＝無届け店、調理して提供―名古屋
(時事通信社 - 04月02日 23:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3928594