mixiユーザー(id:8729247)

2016年03月31日09:06

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副作用のない薬など存在しません

薬はほんらい「毒」です。
人体には強い毒として働かないが、感染した細菌やがん細胞に毒として働く、
これが薬の仕組みです。
人体に対して毒の影響が出てしまうこともあります。
毒の影響が強くても、「治る」人間のほうが多い場合には
「毒」でなく「薬」として扱われます。

子宮頸がんワクチンの副作用が強く出てしまった方々が存在するのは事実です。
しかしだからと言ってこのワクチンが「毒」であり
発売してはいけない、国は認可してはいけないものだった、とするのはあまりにも自分勝手です。
3万人以上の接種者のうち、接種後数年たっても「強い副作用」が残っている人間は
300人に満たない数です。
ワクチンの副作用に対する医療保障は行われるべきですが、
明らかに効果のほうが高いワクチンを、自分に害があったからといって
他の誰もが接種できないようにすべきだ、というのは
わがまま以外のなにものでもないとわたくしは考えます。

わたくしは産婦人科医です。
さまざまなデータは見ていますので、
この日記のコメントに「こういうデータは知らないだろう」的コメントをするのはお控えください。


■「人生奪われた」 子宮頸がんワクチン被害、悲痛な訴え
(朝日新聞デジタル - 03月30日 22:06)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3923395
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