mixiユーザー(id:8729247)

2016年03月25日13:32

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手術は「100%安全」ではない

人の体を切るんですもん、麻酔して神経麻痺させるんですもん。
100%うまくいく、何も事故が起きない、なんていえるわけないじゃないですか。
ピアニストでどうしても手が大事なら手術受けなきゃよかったんじゃないですか?
もちろん極論ですけどね。
何の手術か知らないけど、命にかかわることだったら、
その手術受けないと死ぬ可能性高いとかさ。
じゃあするしかないじゃん。
もちろん点滴で神経麻痺なんか、一種の事故なんで事故がないほうがいいよ。
でも、皮膚の下の神経なんか見えないし、ヒトによって走行違うんで、
ここにさしたら絶対に神経に当たらない、とかいう場所はないよ。
手術前だから太い血管に太い点滴いれなきゃならないけど、
太い血管ってたいてい神経と並走しているからね、すごく注意するんだよ。
でも、何度もいうけど100%うまくいくわけじゃない。
手術とそれに関連する医療的な手技に100%求められて
失敗したら即訴訟で莫大な賠償金とられるなら
医者は手術をしないか、ものすごくたくさんの書類を提出させるしかない。
(「点滴で神経損傷する可能性があることを納得した」とかの文章にハンコおしてもらうとか)

昔、帝王切開したら癒着胎盤大量出血産婦死亡になった福島県の事件を思い出す。
医者が逮捕されて手錠かけられてパトカーに乗せられた映像を覚えている。
あのあと、ひとり医長(田舎でひとりの産婦人科医が手術もお産もする)はすべてなくなり、
田舎の病院ではお産もできず手術も受けれなくなった。
それはいいことと思うけど、同じようなことが今回のあとで起きることは
容易に予想できる。

■日赤に6100万円賠償命令=点滴針で左腕まひ―静岡地裁
(時事通信社 - 03月24日 21:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3913807
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