性同一性障害ってのは、肉体上の性別と心の性別が違う人たちのこと。
同性愛というのは自分と「肉体上の性別が同一」な人を愛する人たちのこと。
同性愛の方々は必ずしも性同一性障害ではありません。
自分が女性であることは別に問題ないけど女性しか好きにならない、という場合なんかね。
でも、これが性同一性障害だと、自分の肉体は女性でも心が男性なので、
好きになる人は「異性愛」としての女性であることが多い。
(性同一性障害で同性愛の人ももちろんいますよ。)
それもあって体が女性であることにものすごい違和感がある。
だからどうしても体のほうを手術しないとダメなんですな。
性別変更手術は、特に女性を男性にする手術はけっこう大変。
「じゃあ心のほうを変えればいいじゃん」とか安易なコメントも見かけたけど、
「心を変える」っていったいどうするの?
過去、性同一性障害や同性愛を「精神病」として扱ってた時代があって
電気ショックだので治療して「正常」にしようとしたらしいけど、結局ダメだったという歴史あり。
まあそもそも「精神病」として扱うのが間違いなんだけど、心は変えられないのよ。
もし医者にしてあげられることがあるなら手術で外見を変えることだけよ。
世の中には自分を性同一性障害と思い込んでいる人(実は違う)もいるので、
なんらかのテストや面接による診断が必要、というのがこの記事の内容です。
もちろんひとりの人間の独断で決められるものじゃないけど、
何にでもトップというか組織の頂点にいて責任とる人間が必要なのね。
昔読んだ「羊たちの沈黙」(映画にもなった)の殺人犯人がこれ、という設定だったっけ。
つまり性同一性障害じゃないのにそうだと思い込んでいる、っていうサイコパスで、
プロファイリングで「いくつかの性同一性障害手術認定施設で手術拒否」されているのでは?というのがぴったし当たった。
今はもうプロファイラーという言葉は使わないそうだが。
性同一性障害 学会が認定医9人
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3907941
ログインしてコメントを確認・投稿する