mixiユーザー(id:8729247)

2016年03月13日10:07

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おそらくハンセン氏病のことではないでしょうか

日本で「障害が原因で不妊手術」が一番おおっぴらにしかも最近まで堂々と行われていたのは
ハンセン氏病施設においてではないでしょうか。
不妊手術は産婦人科医しかできませんし、精神障害の方々をおおぜい手術するのは大変です。
内服している薬の関係で麻酔がきかないとか、術後に傷を勝手にいじってしまうとか
いろいろ問題がありますのでね。
ハンセン氏病施設では、夫婦で入所することもできたし、
入所してから内部で結婚することもできましたが、
(いったん入所したら死ぬまで出れない、という設定でしたので「小さい社会」です。)
「妊娠しない」か「妊娠したら中絶して不妊手術をする」のが結婚の条件でした。
男性に対する不妊手術のほうが局所麻酔で簡単に短時間にできるんですが、
こういう場合の「不妊手術」ってなぜか女性に対して主に行われるってのは
これまた「女性蔑視」の一種なんだな、と思うんですけどね。
(小さい社会でも日本社会なので基本は女性蔑視)
それにしても女性の不妊手術は全身麻酔で開腹手術なのでけっこうおおごとです。
中には子供をなんとか生みたくて妊娠したのを隠していた患者さんもいたようですが、
発見されしだい中絶処置、場合によっては帝王切開して早産させて
「殺して」いたようです。見たわけじゃないけど、
ハンセン氏病施設の医療倉庫には、大きなホルマリン瓶にはいった胎児が
十数人並んでいたという話も聞きましたっけ。
もう昔のこと、とは言わないで、そういう目にあった方々に
手厚い補償をしてあげてほしいと願います。
とっくの昔に治療薬発見されているハンセン氏病をかなり最近まで隔離政策をしていたのは、
明らかに日本医療政策の大きな大きなミスですから。


障害で不妊手術、補償を勧告
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3895347
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