仮設住宅

市内にいくつもある「仮設住宅群」ですが、かなり入居者が減っています。
駐車場の車の数が激減、窓にカーテンかかっている部屋が少数。
公園とか野球場にできているものが多いけど、場所によっては
個人の土地を借りているので、返却要求されています。
そりゃそうだ、２年の予定だったのに、来月でもう震災後５年だもの。
いくつかの仮設住宅群を閉鎖して残った人たちをまとめようとしているらしいけど、
その引越しのお金どうする？せっかく慣れた場所でコミュニティもあるのに
今更よそに移ったらもうお互い面倒みる体制も作れないよ？
（だってもうすぐ全閉鎖になるんだから）
そんな仮設住宅で今現在ひとり暮らしで老人ってのは、
簡単にいえば身内が全員死んでしまったってことですよ。
お金もそんなに蓄えないんじゃない？
もらっている援助金も、自暴自棄になってパチンコで使い果たしたり。
で、生きていく希望なくうつうつと引きこもって具合悪くても病院にもいかず、
死んでいくわけです。
なんかもう、つらいなぁ。
せっかくあの大震災を生き残ったのにさ。
生き残ったことに意味があるよ、って励ましていたのに、
生き残ったのは仮設住宅で孤独死するためだった、ってひどすぎる。
２年しか入れない（耐久性で）５年目迎えるってのもひどすぎる。
でも何もできない。

■仮設の孤独死、５年で１９０人　年々増加、７割が男性
(朝日新聞デジタル - 02月18日 05:18)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3856946