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2016年01月23日18:12

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ハンセン病だけに関して言えば

わたくし、平成元年に医師免許をとりましたが、
某国立病院で研修医しましてね、バイトとして
ハンセン病療養所の当直があったんですね。
そのとき、その病院勤務の先生とお話する機会があって
それで知ったんです。
「ハンセン病はずっと以前に治療薬ができている。」
「それを使えば完治するし伝染することもなく、隔離の必要はない。」
「ハンセン病学会はなぜかそのことを全く無視している。」

これって明らかに意図的な人権無視ですよね。
医学の専門家による医学的事実の無視。
専門家による医学的に全く根拠のない医療行為。
(隔離を医療行為と呼ぶなら、ですが)

世間にはいろいろな差別があると思います。
ハンセン病に対する差別は、外見が変化することによる
「醜いものに対する差別」(あえてこの言葉を書いています)と
伝染性があるので「うつる病気に対する差別」です。
外見変化は病気の結果である意味仕方ないけど、
現在なら美容整形などで修正可能な範囲でしょう。
そして「伝染性への恐怖による差別」は全く不要だったのに、
専門家たちはどうしてかそのことを世間に全く言わないできた。

いったいなぜ?
何かの利権がからむとしか思えません。
国もまきこんでの。
この闇って誰も言わないけど、
それだけ深い闇なんだろうと思います。

■【人権の島と向き合う(5)完】ハンセン病は世界を変える 長島愛生園歴史館学芸員・田村朋久さん
(産経新聞 - 01月23日 09:03)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=3&from=diary&id=3817234
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