11月12日、平日でしたがチト無理して幕張メッセの第4回鉄道技術展2015へ行ってきました。
☆=写真拡大可
平日のみ3日間だけの開催と、見ての通りプロ向けの展示会で車両や保線は勿論、鉄道周辺システムも含まれる為、駅表示から各種プログラムなど幅の広いものがあります。初めて行ったのが第2回でしたが素人の私メが行っても面白かったので、2年に1回の今回も行ってみました。会場では素人を全面に押し出して質問しても親切に説明したもらえます。それで2年前はポイントクロッシング段差の謎が解決出来た訳でして
チト寝不足状態でしたが京葉線が自宅からちょっと出難いのを逆手にとって? 幕張本郷から連接バスに乗ってメッセに向かう事にしました。連接バスは特例処置を受けた所のみの運行なので、国内では確か1〜2箇所位しか路線がなかったと思います。
乗った総武線が途中止まりの為に乗り換えで電車から降りたら、すぐ近くに貨物列車が接近! 瞬間カメラを取り出して構えるもピント合わせのコンマ何秒の動作で間に合わず
一眼のメインレンズが修理中の為、この日はコンデジのみの対応です。東船橋。 そう言えばこの後、乗継の電車に乗ったら、今度は検側車と連すれ違いました。来るのを知ってたら撮ってたなぁ
☆ 幕張本郷からメッセへの路線バスは普通バスも運行されてますが、上手い具合に連接バスの時間でした。
ボディーに誰かのサインが。マリーンズラッピング車なので選手のサイン???
車体が長い分、着席数も多いですがビジネス街を走る為か昼間でも丁度満席になる位の乗車率です。タイヤハウスの関係でバスとしては珍しい後ろ向けクロスシートもあります(そこに座った
)。後部車両は前部の揺れの影響を受けながら走るので上下の揺れが大きく、乗り物に弱い人にはチト辛いかも?
☆ バスはダイムラー・ベンツ、メッセ中央。
お昼前に、やっと会場到着。メッセは遠いです・・・
ここで知人と合流、来場客の9割以上はスーツ組の業界関係者で、私服の我々は一目で素人と判る次第
この方も出展者としておられました。後ろの運転シュミレーションは103系だったかな・・・後で運転してみましたが良く出来ててシュミレーションでも緊張しました。そりゃア、プロ用だからなぁ。
会場内を適当に歩いて見て回りましたが、適当に整理して・・・まずは実車。
☆ 三菱は今回も新交通システムの新車を展示、これは埼玉新交通。奥に鏡を配して列車状に見える工夫がされてます。ホイールもアルミなので聞いてみたら、とにかく軽量化を進めたとの事。
☆ 普段は見る事ができない連結面。
メーカープレートに偽りあり!
ちゃんとデフがある事が判ります。これだけ見ると何かバスみたい。
☆ 保線車両、計測車両類は小型の為か実車展示も何両か見られました。
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このバラスト車は乗ってみませんか?と言われ、そんな機会は普段ありませんから乗りました。と言っても監視室なので制御装置等はありません。
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☆ 小型軌道モーターカーも小さいので何社も展示されてました。でも現場でこのような形式は殆ど見た覚えが無いけど、現場では単に目に止まらないだけなのかな?
☆ この展示線のレールはアルミのインゴット! 鉄レール50〜60kg/mクラスのアルミレールです。
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☆ トラック改の軌陸車も数台見かけました。
これはタイヤ車ですが特殊な形状のミキサー車。用途は・・・聞くの忘れた
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☆ 面白いと思ったのがこれ、トンネル巡察モーターカー。タイヤ車ですが複線トンネルの線路の間の凹んだところを走る特殊車。
定員は2人でタンデムで乗車。新幹線トンネルにも対応してるとかで風圧に耐えるようにか車体鉄板は装甲車並みに厚いものでした。多分重いでしょうね。
エンジン、トルコン、ラジエーター等を一体ユニットにしたもの。意外と今まで無かったシステムだとか。トルコンシャフトメーカーが電気式気動車の登場で需要が無くなるかもしれないという危機感から制作したとの事。
☆ 川崎は今回も新素材台車を展示してました。カラーリング一つでレーシングカーみたいに見えてしまう不思議な感覚です。
制服メーカーも出展してます。手前はつばめ、奥は東北のC58機関士。
おお、ナローゲージ軌道だ! と思ったら枕木の不燃塗装メーカーのディスプレイでした。
展示用の木組のレール。やはり50〜60kg/mクラスの大きなものです。上2枚は別々の会社の展示ブース。
☆ 前回いろいろ謎解きに答えてくれたポイントメーカー、今回もいろいろと教わりました。従来のポイントを大きく加工する事なく交換できる可動クロッシングシステム。
各ポイントメーカーの大型模型も良く出来ており、何か車両を走らせたくなります。
台車の模型に関心が行ったんですが、これは車軸重量計測メーカーの模型で、重しの為に本物のレールが載せてあります。
JR四国に何故か新幹線の模型が。
実車が置けない分、展示模型も良く出来てて楽しめます。
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☆ これはリニア駆動の電車。どこだろうと思ったら仙台。ここにも大江戸線のようなシステムの電車があるんですね。
このトラムはボディーだけかな?
2台程でしたがライブスチームもありました。
展示用ディスプレイも、いろいろと楽しめます。
多分車体メーカーだったかと。「車内」は何故か満席状態が続き上手く写真は撮れず・・・
ドアエンジンブース。何か西武電車に見えてしまうんですが
これはシートメーカーだったかな。
多分幌のディスプレイ、ドイツのメーカー。
車体メーカーの受付は電車の顔
車輪の騒音対策用に一部にゴムが巻かれた車輪(右)、ハンマーで叩いて聴き比べるようになってます。でもゴム巻き車輪ってドイツ高速鉄道脱線事故がこの形式の車輪の破損が原因だったので、それを思い出してしまったり・・・
☆ 何となくスイスの登山電車をイメージした、このディスプレイは高圧碍子メーカー。
踏切の模型。レールも4kg/m位の門扉レールです。
トラムの併用軌道のレールの枕木固定がボルト留めではなく金具を使った実物大ディスプレイ。上に乗ってるのはスポンジ電車で・・・
1個くれました
丁度HOゲージサイズ位なので16番レールに乗せてみたり
点検機材の中にはドローンも展示されてました。
こんなリモコン点検車も。載せるもの次第では米軍の無人探索車と同じになりますね。
屋外では、今回もレール溶接の実演をしてましたが、前回見た事もあり、今回はチラ見しただけでした。
1ヶ月程前のモーターショーでは案内はHPにて・・・でカタログ類が無い所も多かったですが、こちらは紙素材もまだまだ多く、見て楽しめますが、やっぱり重い
またお昼頃には軽食やドリンクを提供するメーカーも多くモーターショーのプレスデーを見てるような感じです。お菓子も結構頂いた
また人間離れしたような御姉様モデルも居ません
2年後の次回も是非、行きたいですね。
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