mixiユーザー(id:8729247)

2015年11月04日17:10

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母親でなくこどものリスクです

帝王切開後の経膣分娩。
子宮破裂を起こす可能性が千に3くらいあります。
残り997人は無事に生めます。
でももし子宮破裂を起こせばどうなるか?
赤ん坊の命が失われます。
子宮が破裂しても、実は母体にはあまり大きい症状がでない。
おなかの中への出血もあまり多くならない。
もちろんほっといてはダメですが、破裂を起こしてすぐに死んだりしません。
母体は。
子宮内の胎児は、破裂が起きた瞬間からものすごく心拍が悪化、
どれだけ早く帝王切開しても、生まれたときは全身真っ青、
力なくだらんと垂れ下がってもちろん泣かない、息もしない。
運がいいとNICUのセンセイが蘇生してくれますが、
わたくしがみた子宮破裂の赤ちゃんは、
心臓はなんとか動いたものの自発呼吸がなく、
脳が腫れ上がって脳死状態となり、
1年後に入院したまま亡くなりました。
赤ちゃんをそんな危険にさらしてまで、
帝王切開をしない選択をするのって、どうなんでしょう。
たとえ千の分娩で3人にしか起きないとしても、
こどもが死ぬかもしれないなら選ばない、のではないでしょうか。

追記

危ないと気づいたら帝王切開すればいいんじゃないか、という日記があったので。
わたくしの知っている話です。
某医大の看護師さんが、やはり帝王切開後に経膣分娩を希望し、
医大医師がふたりつきっきりで試験分娩、夜中に心拍低下しました。
気づいてすぐに手術にきりかえ、赤ん坊が出たのは30分以内です。
でも赤ん坊は重症仮死で、4歳のころも歩けず話せず。
母親である看護師さんは病院を相手に損害賠償の訴訟を起こしました。

危ないと思ってからでは間に合わないこともあるのです。
そのとき失われるのがこどもの未来です。

木下優樹菜、次女はリスクのある出産だった。フジモンの声を励みに。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=103&from=diary&id=3696153
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