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2015年09月27日19:20

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全日本プロレス後楽園ホール観戦記

昨日は全日本プロレスの後楽園ホール大会に行って来ました。
一日たっちゃったけど感想でも書いてみます

第一試合
○渕正信、中島洋平（首固め）野村直矢、青柳優馬

野村と青柳はとりあえずの目標を中島に定めた模様。

特に青柳が気合が入ってて試合になると良い動きをしているんだけど、
まずは勝たないと話にならないわけで、そのためにタッグパートナーとの連携もたいして無くて先輩相手にするのは意味ないというか無謀というか

若いゆえに野村より先に自分がってのはわかるんだけどね。

試合は青柳に高角度なジャーマンを中島が決めてグロッキーにさせた所を渕の首固め。
GAORAをかけて後輩を引き上げようかなって気持ちは出てきているのかも？

第二試合　第3回王道トーナメント～2015オープン選手権～準決勝
○曙（ヨコヅナファイナルインパクト）石川修司●

短い時間の試合だったけど、ド迫力な一戦だった

曙とほぼ対等なパワー対決が出来るヘビー級戦士ってのが石川の魅力だよね。
お互いによける事もなく自分の力をぶつけ合う、これぞスーパーヘビー級、全日本プロレスのヘビー級の闘いだと思ったよ

結局ね、派閥だとか自分を見ろだとか口で言った所で、勝っても負けても凄い試合を見せればおのずとファンはついてくるんだよ。
試合後に石川にも向けられた大きな拍手がそれを物語ってると思う

第三試合　第3回王道トーナメント～2015オープン選手権～準決勝
○秋山準（リストクラッチ式エクスプロイダー）火野裕司●

パワーと勢いだけで言ったら火野が断然優勢だったと思う。
それだけチョップを中心とした猛攻で秋山からの金星もあるって感じた試合だった。

ただ、中盤戦からの秋山のインサイドワークの上手さと、何より勝利への執念を感じた。
初戦の潮崎戦でもそうだったけど、勝利に賭ける執念が迫力として客席にまで届いて、
それが会場の空気まで持って行ってしまってる感じ

初戦・準決勝と見て最後まで途絶えなかったこの執念が結果優勝にまで結びついたのかなって思った。

火野に関して言えば石川同様、全日本のスーパーヘビーの中に入っても十二分に活躍出来る素晴らしいレスラーだと思ったけど、
昨日に関して言えば余計なアピールとか多すぎかなって思った。

ゼウスが参戦して最初の頃も思ったけど、自分の所属団体では自分が一番大きくて規格外レスラーなんだと思うんだ。
だから規格外として目立ってあげる事が最も効果的なアピールなんだと思う。
でも全日本プロレスのヘビー級ってのは曙を筆頭にデカいのが普通な団体だからさ

昨日だって挑発して余計に技を受けるよりも普通にチャレンジャーとして攻めていったら勝てたと思う

まぁたまに出るゲストでやるならスタイル崩さない方が良いかもだけど、全日本で本格的に闘っていくならシフトチェンジは必要かなと感じた

それだけ良かったって事でもあるけどね

第四試合　王道トーナメントスペシャル8人タッグマッチ
○潮﨑豪、宮原健斗、大森隆男、吉江豊（ゴーフラッシャー）諏訪魔、ゼウス、ボディガー、KENSO●

王道トーナメントで敗れ去った者達による、時間調整試合ですｗ

それぞれが持ち場で見せ場を作って、ヘビー級同士のぶつかり合いで盛り上げた感じ。
トーナメントの合間の時間調整と決勝レスラーの休憩時間としては楽しめるんじゃないかね

宮原が潮崎のタッチを拒否したのと、諏訪魔と宮原が何やらコンタクトを取りそうなのが進展があるって言えばある感じ。

まぁただ、火野に真っ向勝負で負けたゼウスは良しとして、
秋山に気迫負けした潮崎・チョークスリーパーで反則負けした諏訪魔・何も出来てないのに俺を見ろっていう宮原、君達はこの位置で何をしてるんだい？
派閥だの俺を見ろだの言わなくてもベスト4に残った四人は、もっと言えば初戦で負けててもゼウスには大きな拍手が送られてたし、
凄い試合をしていけばそれが団体の中心に行く最も最短かつ当然なコースだと思う