コミック「コウノドリ」10巻。
今回はこの一言に拍手喝采!うなづき100回、納得1万回!!
心臓病のある妊婦さん、分娩時の「いきみ」が負担になる。
いきまなくてお産のできる「無痛分娩」の方針になった。
そんなことしらない友達(経産婦)が彼女の前でいう。
資産家の息子と結婚した友達が大金かけて無痛分娩したんだって。
自分のことしか考えてない、赤ちゃんのことなんか考えてないんじゃない?
楽して産んで母親になろうなんて甘い。
おっぱいぜんぜんでないんだって。
自然に産んだ母親の愛情にはかなわない。
そもそもオンナには自分で産む力があるんだから。
これを聞いた妊婦は「なんとか麻酔なしで産めませんか」と言い出す。
それに対する答えが、表題。
「その友人のバカバカしいデタラメ話のせいでふたつの命を危険にさらすわけにはいきません。」
さあこれを読め、自然分娩ばんざい信者助産師ども!!!!!!
妊婦さんは、お産はいったい何のためか何が最終目的か、
よーく考えてほしい。
妊娠出産そのものがすでに危険、命がけなのだから、
何が起きるか予想できないのだから、
予想できる危険は避けておくべきなのだ。
「何かあってから」でなく「何かありそう」ならすぐに対応すべきなのだ。
何かが起きて、とりかえしがつかなくなってからでは遅い。
この妊婦さんは結果的に無痛分娩で、自分も子供も無事にお産をすませた。
そして言う。
「お産に優劣も勝ち負けもないですよね。」
「おなかを痛めて産んだからこそとか、無痛分娩だから楽だとか、あほらし。」
そこまで急に達観できるお方もいないとは思うけど、
達観してほしいな、という願望はある。
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