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2015年09月13日22:55

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Grid Chessの将棋への導入に関する一私案

 今週はずっと、Grid Chessの将棋への導入について考えていた。その際に気付いたことをここに書き留めておこう。(尚、これから考えるものはすべて、3×3に区切ったGrid盤についてのものである)
 まず、将棋に導入するのだから、将棋における三大禁手との整合性を考える必要がある。すると、打歩や二歩は特に問題ないが、意外にも「行き所なき駒の禁」が厄介であることが分かってきた。御存知の通り、「行き所なき駒の禁」とは「自力で動けないような駒を発生させてはならない」というルールである。これにより、例えば22金と打つのは先手後手とも禁手!となる。これは一寸面白い現象ではないだろうか。チェスの場合はGridによる単位正方形が2×2なのが、将棋では3×3とかなり広いので、特に小駒に制限がかかることになる。そもそも私は、将棋のレトロに何とか応用できないものかと考えているので、適切なしばりがかかるのはむしろ歓迎すべきことなのだ。
 しかし、はたと気付いた。これをそのまま実戦初形に適用したら、初手で歩を動かす手は全て禁手になるではないか!Grid盤を用いた将棋を指す気は毛頭ないが、これではレトロ派としては困ってしまう。さて、どうしたものか…?

 そこで、あくまで緊急避難的措置として
(1)互いに76歩、34歩を突きあった局面を実戦初形とする
(2)玉だけはGridを跨がない手も認める
(3)持駒を打つ手はGridを跨いだと看做す
としておこうかと思う。(もっとよい案があったらすぐに取り消します)

 とまあ、これくらい前振りをしておいて、作例を一つ見て頂こうか。

フォト
局面が合法かどうか判定せよ
b)27銀→金

ヨチヨチ以前のハイハイレベルですが…。
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