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2015年09月04日16:32

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子宮頸がん検診を受けてください

子宮頸がんワクチンは、一部の子宮頸がんにしか対応していません。
子宮頸がんはHPVというウイルス感染が原因で起こるがんですが、
子宮頸がんを作るHPVは十数種あります。
そのうちの2種、HPV16とHPV18に対応するワクチンです。
HPV16とHPV18で、全子宮頸がん原因の70%を占めていますので
かなり有効な予防ワクチンであることは間違いないですが、
それでも残り30%はHPV16、18以外による発がんですので、
100%の予防効果はありません。

子宮頸がんを引き起こすHPVはセックスによって感染します。
皮膚にふつうにいるウイルスで、皮膚にいるときは悪さをせず、
子宮に感染したときのみ子宮頸がんの原因になります。
相手がたったひとり、一生にたった1回のセックスでも感染します。
つまりよほど若いときに尼さんにでもなって一生セックスしない、でない限り
ふつうの生活をしている女子はだれでも感染する、ということです。

子宮頸がんは、他のがんと違い、中高年の病気ではありません。
20代から30代に発症ピークがあって、40代ではむしろやや減少します。
結婚が遅くなっている今の日本で20代30代女性だと、
結婚してない、こどもいない、状態の方々が多いはずです。
こどもを生む前にがんで子宮を切除してしまえば、当然一生自分のこどもは持てません。

HPVに感染すると、一番はやくて感染後2年で子宮頸がんになります。
セックス経験したら、できたら毎年、せめて2年に1回は
子宮頸がん検診を受けてください。
初期であれば、子宮を全部切除する必要はありません。
子宮の出入口の部分切除で完治、子宮を残すことができます。

将来こどもを持つ可能性をつぶさないために、
20代30代の女性には積極的に子宮頸がん検診を受けていただきたいです。


■定期接種前の救済拡大=子宮頸がんワクチン副作用―厚労省
(時事通信社 - 09月04日 11:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3599357
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