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2015年08月10日23:47

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JFE白岩鉱山閉鉱4ヶ月

8月2日
この日はJFE君津製鉄所の見学に行く予定が思い違いからお流れになってしまい、急に空いてしまった休日をJEEPで近場の林道走りでもしようかと考え、せっかくだからと3月末に閉山になったJFE武蔵白岩鉱山が現在どうなってるんだろうと思い、4月の連休時の訪問に続いて白岩に向かいました。

4月訪問時の日記
「小湊鉄道 鉱山の閉鉱」
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☆=写真拡大可

鉱山画像は全て一般道からの撮影。

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☆ 一見いつもと変わらない風景に見えましたが上奥にグランビー車が見えるので鉱山列車は軌道終端付近に止められてるみたい。それよりサイロの左奥に見えてるハズの工場上屋が見えません。解体が始まってるようです。川の対岸の駐車スペースにもガレ袋の山が・・・

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積み出しサイロ周辺は以前のまま。休日なのに何人か作業をしてる人も見えます。

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☆ そこから上流側へ目を転じると解体の進んだ工場が見えます。

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☆ それより奥に見える軌道関係の事務所等はそのままのようですが、画像右には外されたマシーン類が置かれ、運び出し待ち状態のようです。

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☆ ここで振り返った画像がこれ、工場上屋など、だいぶ解体が進んでいるようです。まだ取り外されてない破砕機などのマシーン、中央下にはコンクリートから取り出された鉄筋類の束、その右にはガレ入れ袋、左下は外された鉄部品類・・・ 最上段には鉱山軌道の鉱石落とし口が見え、バッテリー機関車が編成に繋がったままの状態。いつもの休日とは違う場所に止まってます。

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☆ この落とし口周辺が、まるで解剖図のようにこちら側だけ切り取られ断面図状態になってます。これで見ると常に使ってたのは機関車すぐ前の落とし口ですが、左にもう一つ同じものがあるのが分かり、こちらは上部に柵が見えるので長い事使われてなかったようです。

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まだ取り外されてない破砕機。数ヶ月前まで現役だったマシーンです。

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撮影してる足元にはアセチレンや酸素ボンベが置いてあったり、削岩機の先の新品ビットが置いてあったり・・・これは予備部品?

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☆ ここから、いつもの遊歩道から軌道レベルに向かう道。鉱車列車はいつもの風景ですが、落とし口から左方向にあった上屋が解体されて既にありません。

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上の写真、落とし口から少し左を見た4月末に撮影した写真。これらの施設は土台だけになってました。

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☆ 軌道終端から見た鉱山軌道。ここは現役時とはレール上面が錆びてる以外変化無しといったところです。

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☆ これだけ見てるとレール上面が錆びてる以外現役時と全然変化が感じられない状態。

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☆ 遊歩道より上にある変電設備から軌道レベルまでスロープとウインチワイヤーが造られ、変電所から取り外したトランス等の重量物を軌道レベルまで下ろしてるようで軌道上には外された機器類が少し見えてます。最初は仮敷設のインクラインかと思いましたが残念ながら軌道の無い、ただのウインチスロープだった訳で。

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☆ 以前はポイント付近まで軌道上に上屋がありましたが、だいぶ短くなってます。その為下の工場解体現場が、よく眺められました。

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☆ 軌道施設関係はそのまま残ってます。この先にバッテリー機関車の充電施設がありますが変電所が解体されてる今、電源がどうなってるのか気になるところです。軌道がそのまま残されてるのを見ると坑道閉塞作業に使うものと思われ、そうなるとまだバッテリー機関車は使うはずですから充電施設は必要な筈です。別系統の電源を引き直したのか、もともと工場とは別電源だったのか?

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☆ 坑口横の側線に以前から留置されてる車両類はそのまま見えます。

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☆ いつもの俯瞰ポイント。工場が無くなるなどの記録写真。

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☆ こちらは5月3日撮影のもの。

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☆ 現在の解体中の状況。

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☆ 5月3日撮影のもの。

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その俯瞰ポイント上にあった古い木造上屋も消えてます。上部採掘地区へ連絡してるモノレールも以前と違いレールに錆が見えるところから、あまり走った痕跡がありません。

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同じ場所の5月3日撮影のもの。

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単に解体だけではなく廃材が綺麗に整理されてます。すぐ横には小型のユンボも見えました。上部採掘地区を連絡する索道途中でユンボを降ろし、そこから仮説道を作って解体したようです。このレベルには他にも古い索道の施設などが残ってましたが、いずれこれらも全て撤去されるものと思われます。

この後、鉱山事務所まで下ったところで作業員が丁度休憩していたので、少し話を伺うことが出来ました。それによると閉山作業は今後5年くらいかけて行い、施設のコンクリ基礎も全て解体されるとか。JFE程の大企業になると少し前までによく見られた閉山⇒暫く放置という事が全く無く、役人関係者も、よく来てるんだとか。伺った作業員はメンテナンス関係らしく積み出し等は、まだ続くと思われますが、それもサイロに残ってる分だけですから、そう長くはないと思われます。
話を聞く限りでは数年後にはこのような施設が存在した事自体が分からなくなる位、整備されてしまうという事のようです。上部の採掘地区の重機などは現在どうなってしまたtのでしょうか・・・ まだそのままだったりしてあせあせ
しかしこの日も大変暑く、鉱山も山深い谷底なのにちっとも涼しくありません。作業員もしょっちゅう休憩を取りながらの作業と言ってました晴れ

尚、閉鉱後の同鉱山は休日でも人が常駐してます。

次に向かったのは山伏峠を越えた先の秩父鉄道電車の車体が置かれてる場所。

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☆ 露天掘り鉱山の車両置き場。車両は秩父鉄道急行秩父路に使われてた元JR165系の輪切り半分。調べてみると2006年11月で引退。スノウプロウを付けたランクルも見えます。

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☆ 物置として使われてるので断面側はアッサリとしたアルミサッシ扉のみ。

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☆ 鉱山奥の細い林道を上がって行ったところ。ここでターン。

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☆ 同行者に案内されて武甲山横の比較的新しい林道。随分前に来た時は、この林道はまだありませんでした。この場所は右すぐ横に武甲山が迫って見えますが残念ながら林道からは、あまり良い写真は撮れず・・・また武甲山付近では入道雲が急速に発達中。

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林道終点先は更に古い細い林道に繋がってますが、今回こちらはアタックせず。何せ山をナメ切ったカッコしてるもんだから、これでの藪漕ぎ林道はいろんな意味で危険な訳でしてあせあせ

ターンして下って行く途中、武甲山の見える付近では、その先に見える筈の秩父市街地が土砂降りの壁?で全く見えず・・・ここもいつ降り出してもおかしくない状況。

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人里まで降りて集落の間を通過中、山の方に何やらトンネル入口みたいなのが見えたので、急遽道草。

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石灰輸送地下トンネルコンベアのメンテナンストンネルの坑口のようです。入口前のファンから出てる風が涼しくて気持ち良いうれしい顔

この後は帰りの山伏峠付近で遂に入道雲に追いつかれ土砂降りの雨に。それも峠を越えた先で止んでしまい、名栗付近では乾いた道路に。それでも昼間よりはだいぶ過ごしやすくなった気温に。

本来石灰の消費地の製鉄所に行く筈が転じて元生産地に赴き、結局はJFEの掌の上で踊らされてた1日という事でウッシッシ


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