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2015年08月01日22:15

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子宮頸がんは性行為感染症ではない

■「命の大切さ」を伝えたい… 子宮頸がんなど乗り越えたアイドルが闘病語る
(産経新聞 - 07月31日 10:29)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=133&from=diary&id=3543349
もし子宮頸がんを性行為感染症と呼ぶなら、妊娠も性行為感染症です。
セックスの結果起きる「不都合なこと(場合によっては)ですから。

確かに子宮頸がんの原因は、セックスによって感染するHPV(ヒトパピローマウイルス)です。
でもこれって、誰でも皮膚に普通にいるウイルスですよ。
だから本当にHPV感染を防ごうと思ったら「セックスしない」しかありません。
一生セックスしない人ってたとえば若いころにカソリックの尼さんにでもなった人?
普通に結婚してこどものいる女性は全員「セックス経験者」ですよね。
いまどき、結婚まで処女でいる人の割合はとても少ない(ゼロではないです)ので、
結婚前までに数人の恋人(セックス相手)がいる女性はふつうだと思いますけど。

ふつうに生活している女性がふつうの生活の中で感染するウイルスを
「性行為感染症」というのはちょっと違うのではないでしょうか。

自分が言いたいのは次のことです。

1)セックス経験さえあれば相手がたったひとりたった1回でもHPV感染の可能性がある。
2)HPV感染すればあとはいつ子宮頸がんを発症するかわからない。

そして次のことです。
3)子宮頸がんはその前段階「異型上皮」で発見できたら子宮を取る必要なし。
(子宮の出入り口の部分切除で治ります。)
4)子宮がん検診を1年に1回受けていれば異型上皮で発見できる。

HPVは感染すると、一番早くて3ヵ月後から正常細胞をがん化させますが、
異型上皮、上皮内がんを経て「浸潤がん」になるまでに
一番早くて2年もかかるんです。
だから毎年子宮がん検診受けていたら見落としなし!!
1年おきでもまあなんとか浸潤がん直前で見つかるから子宮は助かる!!

子宮頸がんの発症ピークは20代から30代です。
結婚の遅い日本では、未婚か、既婚でも子供のいない女性が多い年代です。
いつかこどもがほしいと、頭の片隅でも思っているなら


子宮がん検診を受けてください!!!!!!
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