mixiユーザー(id:8729247)

2015年07月01日22:38

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高齢妊娠リスクは染色体異常だけではない

卵子が染色体異常さえ起こさなければ高齢妊娠は危険ではないのか?
…いいえ違います。
そりゃ染色体異常も問題ですよ。
でも一番の問題は「母体が高齢であること」なんです。
妊娠中の高血圧や腎臓疾患、糖尿病などの発症率が多いし、
急激に進んで命に関わる自体になったり、
筋肉の衰えや体力低下から分娩時の出血も多くなりやすいし、
帝王切開しても術後の回復が遅い。
そして産んだあと、こどもを育てる体力があるかどうか。
大金持ちで乳母とお手伝いさんを雇えるなら何も問題なし。
でもそこまでの高齢妊婦はものすごく少数なのではないでしょうか。
30代後半で産んだ子を殺して自分も自殺しかけて見つかる母子の話、
年に何度もニュースになります。大変だっただろう、と思います。
苦労して妊娠分娩を乗り越えたんだから育てることもできるはず、は
ただの思い込みです。育児はおとぎ話ではありません。
魔法の杖もなく夜中に仕事を手伝ってくれる小人もいません。

何が言いたいって、そりゃ
「もし選べるならなるべく若いうちにこども産んどけ」ってことです。
染色体異常以外のいろんな意味で。
人間を若くすることだけは医学では決してできません。
(あと「人を死なないようにする」ことも不可能)

■高齢妊娠リスクの原因特定=染色体が早期分離―理研など
(時事通信社 - 07月01日 19:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3494911
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