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2015年06月26日22:42

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レトロプロブレムの世界(8-5)

R18 (D.D. BURBACH)
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R#2 (10+4)

 最終手はSf1-h2やSf3-h2ではあり得ない。何故なら、もしそうだとすると、このReflexというルールから、黒はSd2#と指さなければならないからである!従って黒の最終手はRまたはKであり、黒側に0-0-0とする権利はない。作意はこうだ:1.Sc4!(threatは2.Se3 Rb8 #) Rb8+ (0-0-0? illegal) 2.Sb6 Rxb6#「楽しい小品だ」

R19 (J.M. TRILLON)
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2# Monochrome chess (3+3)

J.D.による“学術的な”解答「黒枡の着手に注目してみよう。(ここでen passant captureは除外して考える。何故なら、それは黒枡における最後の駒取りにはなり得ないからだ)すると、Ke1とRh8のうち一方は駒取りの為に動いていることが分かる。(訳者注 出題図のように白黒1枚ずつになるその前には、黒枡の駒が3枚の状態があった筈である。するとKe1又はRh8のいずれかが駒取りをしていることになる)従って、どちらかは分からないにせよ、少なくとも一方のキャスリングは不可能ということになる」
以上より、作意は1.Rf1? 0-0! 1.0-0! -- 2.Qa4#である。

R20 (A. FROLKIN)
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h1はマジックスクエア。Sg1は1度も動いていない。黒Pに取られた駒は何か?(13+5)

 最終手はh5xg4+である。黒Pは全部で7枚駒取りをしている。白のBf1とRh1は原型位置で取られており、黒Pに取られたのは白Sb1の他に、黒Sb8とSg8、それに4枚の成S(これらはa-d筋のPが成ったもの)がh1に飛び込んで白駒になったものである。従って、黒Pは全部で7枚の白Sを取ったことになる。

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