NATOはけして安上がりじゃなかった

■合憲派の学者２人が会見　安保関連法案めぐり
(朝日新聞デジタル - 06月20日 01:18)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3475984

集団的自衛権行使で行われたイラク戦争はイラク国民を傷つけ、同盟国で参戦した兵士の命を無駄死にさせ、戦争により難民も発生。戦争の原因である大量破壊兵器はイラクにはなく、只の石油泥棒だけが惰性で続く。一般庶民にとって全く無意味な戦争でした。

この例だけで集団的自衛権の行使は無意味で無駄で害悪の方が多いということが分かる。

仮に集団的自衛権行使が可能になったとして、日本はアメリカやイスラエルの為に中東で闘うシナリオと中国と戦争するシナリオもある。

因みに中国は日本の貿易最大相手国である。双方とも対米債権国家で両国が戦争すると当事者の損失であり、米国金融マフィアの丸儲けという分かりやすい構図である。

「憲法を守っていると国益が守れない」というのが解釈改憲派のロジックだろうが上記で述べているようにそんなもので得られる国益なんかそもそも存在しないのである。トンキン湾事件みたいのを起こされて泥沼の戦争に巻き込まれるのが関の山である。

アメリカがシナリオを書いた戦争にハッピーエンドなんぞ一切存在しない。こんなもの推進するインチキ学者は外患誘致罪で投獄するのが妥当である。