数日前に創作した将棋パズルを、ここで発表してみたいと思う。
図のあ〜しにそれぞれ駒種を対応させ、更に向き付けをして、先手が後手玉を1手詰にできるような局面を構成せよ。必要ならば、盤面を±90°又は180°回転しても良い。
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殆どの人にとって、このような設定は見慣れないものだと思われるので、以下に少し詳しく説明を書いておきます。
まず、「文字に駒種が対応している」というのは、「あ」や「い」などの文字が、それぞれ歩や香などの駒種を表しているということです。飛と龍、或いは香と成香はそれぞれ別な文字に対応していますが、先手玉と後手玉は同じ文字で表されています。
また、言う迄もないことですが、構成される局面は合法な局面(すなわち、実戦初形から合法な着手のみで到達可能な局面)でなければなりません。駒の向き付け(それは、先手後手どちらの駒か決めることを意味します)は、局面の合法性及び他の諸条件から決定されます。
それから、局面を構成する問題ですから、詰めたときに攻方に持駒が余っても別に問題ありません。(実際、余りまくりです)
勿論、論理的なアプローチが可能な構成となっていますし、作者の読みが正しければ、すべての文字の駒種と、盤面における駒の向きが確定する筈です。では、是非チャレンジしてみて下さいな。
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