レトロプロブレムの世界（3-2）

(1.1),(3.1),(3.2)は、それぞれ問題A, E, Fによって表現されている。そして問題B, C, Dは、これらのアイデアの複合体である。即ち、B=(1.1)+(1.2)、C=(1.1)+(2.1)、D=(1.1)+(1.2)+(2.2)となる。我々は、上記のアイデアを用いて新しいレトロ作品を創作してみることを、全てのレトロ愛好家に呼びかけたい。

以下の作はすべてA.FrolkinとA.Kornilovによる新作である。

A

駒を色分けせよ（18＋0）　　　　　

B

盤面の向きを直し、駒を色分けせよ。
最終手は、そしてゲームの結果は？(23+0)

C

各文字に駒を対応させよ。
b) Ag1→b1

D

盤面の向きを直し、各文字に駒種
を対応させよ。それから更に駒を
色分けせよ。更に最終手を決定し、
2手詰にせよ。


E

×地点に白Kと 黒K,Q,R,R,B及びP8枚
を配置して、合法な局面を作れ。


F
以下の駒を全て盤面に配置して、それぞれの駒が指定された手数だけ逆算可能性を持つような局面を構成せよ。
白：K(2), R(10), P×8 (0)
黒：K(0), P(0)
（訳者注　同じ駒取りでも、例えばKb2xRa1とKb2xSa1は違う着手と見做す）