子宮頸がんが他のがんと違うところは
他のがんのように中年以後でなく20から30代に発症ピークあり。
がんの原因が「HPV(ヒトパピローマウイルス)感染であるとわかっている。
初期に症状がなく、不正出血あったあとでは手遅れなことがある。
子宮頸がんで20代30代で子宮切除すれば一生こどもはうめない。
というところです。
HPVは皮膚にふつうにいるウイルスで、セックスで感染します。
一生にたった1回、相手はたったひとりでも感染の可能性があります。
ネットでよくいわれる「ヤリマンしかかからない」のではなく、
普通に結婚して子供を産む人、恋人とセックスを持っている普通の女性が感染します。
感染すれば、あとはもういつ子宮頸がんを発症するかは予測不可能です。
若年からセックスをはじめればより若いうちに子宮頸がん発症の可能性があります。
当院では、14歳からセックスをはじめた患者さんが19歳で子宮頸がん発見されました。
子宮に感染したHPVが正常細胞をがん化するためには
一番はやくて1年半から2年かかります。
もし年に1回の子宮がん検診をきちんと受けていると
「もう正常ではないががんになりきっていない」段階、つまり
「異型細胞」の段階で発見できます。
異型細胞なら、子宮の入り口部分の部分切除で完治します。
子宮切除により子供がうめない、という経験をしないで済みます。
ワクチンでは、子宮頸がん予防効果は70%です。
残り30%は、ワクチン接種しても子宮頸がんにかかる可能性があります。
ワクチン接種したから大丈夫、と検診を受けないのがもっとも危険です。
セックスを経験したらその3ヵ月後からは年1回の子宮頸がん検診を受ける。
女子を持っている親御さんたち、現在20から30代の女性の方々へ、
どうぞ覚えておいてください。
大事な子宮を守るために。
■「接種者全員の調査を」=子宮頸がんワクチンで要求書―被害者団体
(時事通信社 - 03月31日 18:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3348275
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