なんで「ダメ」とかそういう話になるかな…。
帝王切開しないですむなら医者もそうしたい。
なんといっても下からのお産は出血少ないし産後回復早いし、
母児ともに産後トラブルが少ない。
でも、「下からどうしてもお産できない!」状況がある。
下からお産すると赤ん坊が危ない、じゃあ帝王切開しかないでしょう。
お産のひとつの選択肢、「じゃあ今度はこっち」って洋服みたいに
選べるオプションじゃないのでございます。
手術には手術のリスクがある。
皮膚に大きな傷がつくし麻酔事故も可能性があるし、
おなかのなかに癒着があれば他の科の医者を呼ばなきゃならない。
お産後の後陣痛も帝王切開だと傷の痛みも加わってきついし、
長く続く。おろの出る期間も長い。
そんな帝王切開を経験してまで子供を産んだお母さんが
なんで悲しい想いをしなきゃならないのだ…。
一方「下から」のお産だって決して簡単じゃない。
医学的、解剖学的に考えると「なんでそこから赤ん坊が出る?」って
ものすごく不思議になるくらい、お産によるカラダの変化はでかい。
分娩にかかる時間は長くてせいぜい1日、うっかりすると半日で生まれる。
たった半日であんなに大きな変化が起きるってことは
「変化するほうの苦痛は想像を絶する」ってことです。
ものすごい負担、耐えられない人がいても不思議じゃない。
骨のつなぎめが広がるんですぜ、筋肉がむこうが透けるほど伸びるんですぜ。
うわーすげー、しか言葉が出ません。
それを乗り越えて赤ん坊を生む、これぞ感動の一言につきます。
そういうわけで、どんなお産も命がけで尊い。
下からがいいだの帝王切開はダメだの、そういう話は
もうやめにしませんか?
■心無い一言に傷つく。帝王切開での出産じゃダメなの?
(ママスタジアム - 03月27日 12:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=176&from=diary&id=3341315
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