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2015年02月09日22:39

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Orbit研究(168)

(10)Nikola Nahnybida(StrateGems 2000, 2nd HM)
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H#3 2sols.(5+9)

1.Sd5+ Bf6 2.Qe5 Rc1 3.Kd4 Sf5#
1.Sg4+ Rf6 2.Qf5 Bd4+ 3.Kf4 Se6#

 白R/Bの焦点への移動が、同時にUmnovにもなっている。どちらも黒の初手がチェックであることが、程よい緊張感をもたらしている。

(11)Toma Garai(Uralsky Problemist 2005, 1st Prize)
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H#3 b)Ph7→d4(6+13)

a)1.Sf6 Bh3 2.Seg4 Re3+ 3.Kf5 Re5#
b)1.Sc4 Rf3 2.Sge3 xg6 3.Kd3 Bf5#

 ラインの開閉を2枚の黒Sで処理した例。a)でのBに比べてb)のRの移動距離が短いのがややバランスを欠いているが、2解の有機的なつながりは評価できる。

(12)Zdravko Maslar(The Problemist 1989, 1st Prize)
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H#3 3sols.(6+9)

1.Rc7 Bf4 2.Qe5 Sg3+ 3.Kd6 Sf5#
1.Qe5 Bf8 2.Re7 Sf6+ 3.Kd6 Se8#
1.Re7 Bb8 2.Rc7 Sd2+ 3.Kd6 Sc4#

 同様の筋を3方向から展開した例。敢えてmating positionを揃えたことで、echo mateの印象がより鮮明になっている。
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