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2015年01月29日22:50

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Advanced Course of Retrograde Analysis(14)

第12問 f8,g8,h8,a7,b7,d7,e7,g7,h7,a6,e6,g6,h6,f5,g5,h5,h4にK2枚,R1枚,P14枚を配置して合法な局面を作れ
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 8段目の3枚がKKRであることは明らか。K同士が接触する筈はないので、f8とh8にKがいて間にRがいるという構図だが、このRはどこから来たのだろうか?勿論これは、Pf7xg8=Rという着手により発生したRなのだ。
 そうなると、1手前の局面では盤面のPは全部で15枚。(他にPに取られた黒駒が1枚g8にいる)ここで例の「事象の地平線」を考慮すると、ここにいないPはc筋の黒Pであることが分かる。よって白Pが8枚、黒Pが7枚と確定し、駒取りはそれぞれ7回ずつと判明する。
 これらの駒取りはすべてd筋より右のPによってなされているので、a-b筋の配置はa6が白、a7とb7が黒と決まる。するとd7が白であることも分かる。またPg7は黒でなければならず、するとPe7は白、これによりKの位置も決定される。ここまでで確定した配置は以下の通り。

(途中図)
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後は試行錯誤をすれば、解に辿り着くのは容易であろう。
(solution)
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第13問 盤面の向きを直し、色分けをし、更に最終手を決定せよ
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*90°回転、或いは270°回転の可能性もあります。
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