全日本プロレス 1・2後楽園ホール観戦記

全国3000万人の全日本プロレスファンの皆さん、改めまして明けましておめでとうございます。
新年といえば当然、全日本プロレス1・2後楽園ホール大会と決まってるわけでして、
今年もプロレス初詣として後楽園ホールに行ってきました
正月で色々やる事もあるので、今日はごく簡単に観戦記というより感想だけ書いておきたいと思います

試合前にKENSOを除く所属全選手がリングに上がり、秋山社長による挨拶。
今年は飛躍の年にしていってもらいたいものです

ちなみに俺は、好きで北側を選んで買って座ってるんだけど、タイトルマッチやセレモニーの時にどうしても反対側になってしまうのが難点だよね
しかし今日は、ちゃんと四方に向かって礼をしてくれた。
すごく単純な事だけど、正面以外の三方に座ったファンには意外に嬉しい思いやりだと思うよ




第一試合
○野村直矢（逆エビ片め）青柳優馬●

先月デビューしたばかりの青柳と、デビュー一年弱とは言え怪我で欠場があったから実質半年程度の野村。
どっちにしても完全なる新人同士のシングルマッチです。

効くんだか効かないんだかわかんないようなただ無闇に打ってるだけのエルボーや、
どう動いていいんだかも全くわからないけど一生懸命闘う姿…いいですねぇ
第一試合で、プロレスラーの最初の原点を見られるというのは団体として未来を見ているようです
試合は先輩である野村が逆エビを決めての勝利、なにげに野村の初勝利になるんじゃないかな

試合後に野村が歩み寄ると、胸をはたいて握手を拒否する青柳、いいねぇ

これからさらにお互いに切磋琢磨して高め合ってもらいたいです




第二試合
●中島洋平（デスバレーボム）南野タケシ○

南野にとっては明日のアジアタッグに向けてXceed所属の中島とのシングルって事だけど、
最初から最後まで南野が作る試合に中島が乗せられてたって印象かな。

まだ若手に毛が生えたポジションなのに、マスクマンとして試合を経験している分、変に器用な試合をしてて、感情が全く伝わってこないって感じがする
強くなりたいっていう最初の想いを大切にガムシャラにやっていかないと、下の二人に先を越されるかも？




第三試合
●渕正信、金丸義信（エンドレスワルツ）鈴木鼓太郎○、土方隆司

見事な渕さんの試合ですね。

本当はこのポジションで渕さんと試合をする雅央や多聞や菊池とかの選手が常駐して昔のファミ軍対悪役商会みたいな前座出来れば面白いんだろうけど、
なかなかの都合がまだそんなに余裕ないもんねぇ




第四試合
○青木篤志、佐藤光留（アサルトポイント）石井慧介●、高尾蒼馬

明日、世界ジュニアが控える青木と石井の前哨戦だけど、やけにアッサリ試合が終わった感じ。

それも、俺の中でけっこう評価の高いドリフなんだけど、今日は特に挑戦者のはずの石井が全然動けてないなって感じで。
青木が動きを封じてるのかなと思ってたら、試合後に青木のマイクで、石井は体調を崩してるらしい

「プロレスラーは決まった以上やらなきゃいけないんだ。明日は全力で来い。それが出来ないならすぐに潰してやる」だと。
せっかく決まった世界ジュニア挑戦、勝っても負けても悔いなく全力でやらせてあげたいけど…




休憩前にJr. BATTLE OF GLORYの出場選手が発表。
2ブロック総当たりリーグ戦でやるみたい。
レギュラー参戦組のみだから地味だけど試合は手が合って面白いかもね

Aブロック：青木篤志、ウルティモ・ドラゴン、石井慧介、南野タケシ、中島洋平
Bブロック：鈴木鼓太郎、金丸義信、佐藤光留、高尾蒼馬、SUSHI





第五試合
曙、●吉江豊、入江茂弘（ジャックハマー）ゼウス○、ウルティモ・ドラゴン、SUSHI

ヘビーとジュニアの数が両軍で合ってないじゃないかｗ
青コーナー絶対的不利かなと思いきや、SUSHIが一人で苛められてた以外は入江が主に出ていたので、試合は白熱してたな。


ゼウス以外は青コーナーはジュニアだから、特にSUSHIが苛められる時間はゼウス待望の雰囲気が会場内に出来上がり、
そしていよいよゼウスが出てきて、しかも吉江をジャックハマーで持ち上げたもんだから大盛り上がり

もっと曙とのぶつかり合いが見たかったなと思うくらい、ゼウス良かったです
ほんと、全日参戦初期と違って、全日のヘビー級の中では大きい方ではない選手として自分を魅せはじめてからは凄い良いね
そろそろ中心を狙っていってもらいたいな。




第六試合　新春バトルロイヤル
○曙（ランニングボディプレス）SUSHI●

参加選手（退場順）：
渕正信、ウルティモ・ドラゴン、金丸義信、野村直矢、青柳優馬、土方隆司、中島洋平、
高尾蒼馬、青木篤志、佐藤光留、入江茂弘、南野タケシ、ゼウス、鈴木鼓太郎

セミ・メインに出る選手は不出場、ってこれ、曙とゼウス以外はジュニアバトルロイヤルみたいなもんじゃん
昔より選手少ないから無差別級でやるのはいいんだけどさ、この状況で曙がそのまま優勝って…空気読めよ、ボノさん

今年のバトルロイヤルの個人的に名シーン。

青木と光留に逆十字をかけられたSUSHI、の三人の上にみんなで覆ってフォール
SUSHIだけちゃっかりブリッジしててセーフ

こいつもじゃねーのかよー、って怒る青木ｗ

あとはフォトアルバムで見てください。
今年のバトルロイヤルは結構面白かったよ




セミファイナル　新春スペシャルタッグマッチ 世界タッグ王座次期挑戦者決定戦
○諏訪魔、ジョー・ドーリング（ラストライド）潮崎豪、宮原健斗●

今日は負けはしたけど宮原が良かったな。
序盤で諏訪魔の頭をチョコンと蹴って挑発、諏訪魔を怒らせたのはかなり大きい。


今までは潮崎と違って、諏訪魔には相手にされてないような印象だったからね。
本気の諏訪魔にちゃんとぶっ潰されての負けだった。
ここからがまだ壁として相当高いとは思うけど、まず一つの条件をクリアした試合が今日だった気がする
かつて健介が諏訪魔の高い壁になったように、諏訪魔というハチャメチャな壁にどんどん挑んでもらいたいもんです




メインイベント　世界タッグ選手権試合
[第68代王者組]秋山準、○大森隆男（スライディングアックスボンバー）KENSO●、長井満也[挑戦者組]

順当って言えば順当な結果かな。
波乱が起きそうな雰囲気は無かった。


今のワイルドバーニングは、いわゆる勝ちパターンがしっかり確立している分、なんだかんだでかなり安定したタッグだと思う。

この試合、俺のすぐ近くに長井と秋山が来て、超怖かった

選手から離れてくださーいって言ったって、俺の席、後ろだからこれ以上下がりようがないんだから





そんな感じで、今日も楽しめました
客入りはこんな感じ。

多いなって印象はないけど、ここ最近の平均数くらいかな。
ちなみに明日は挨拶回りなので観戦はお休みです。

あとはフォトアルバムをどうぞ
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000093867563&owner_id=9539965