前日記 大作戦9
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2012年7月29日 その3 ツェルマット マッターホルン・ゴッタルド鉄道MGB
名峰マッターホルンの麓の街ツェルマット。登山鉄道ゴルナーグラート鉄道の撮影を一通り終えて街外れの小道を抜けて向かったのはマッターホルン・ゴッタルド鉄道MGBのツェルマット駅の外れ。
駅の外れは貨物ヤードになってるようで燃料輸送と思われるタンク車が停車。(写真拡大可) 奥のひと周り大きなタンク車はボギー車。
客車の留置線もありC型入換ディーゼル機関車がいました。(写真拡大可) キャブ屋根上のモアイ象の帽子みたいなの?は排気ガス浄化装置かと。
どうやらフランス製の26t機らしい。
駅から下流側隣りにも留置ヤードがあります。(写真拡大可)
ヨーロッパのナロー有蓋貨車だっ
(写真拡大可) 反対側にはデッキがあります。
古い電車と客車の混成編成(写真拡大可)
上の写真の反対側(写真拡大可) こちらは制御付き客車。
留置ヤードの横の本線はスノージェットのコンクリート半トンネル状態で写真は撮れません。太陽の向きを考えてスノージェットの真上から出入りする列車を撮影する事に。写真はテッシュ〜ツェルマットシャトル列車。(写真拡大可) ツェルマットは内燃自動車乗り入れ禁止をしている事で知られており、バスや乗用車はMGBの一つ手前のテッシュで列車に乗り換えてツェルマット入りします。テッシュには大きな駐車場がありシャトル列車も20分ヘッドと頻繁に走ってます。しかし線路は単線、部分的にラック軌道区間もある上、氷河急行を代表とするテッシュ以遠の列車も走ってるので途中の信号所などで行き違うなど、結構な過密ダイヤかと。ちなみにこのシャトル列車はテッシュ、ツェルマット共専用ホームになってて、そこだけ改札が存在します。電車も荷物置きスペースを大きく取って座席が少ないシャトル便専用仕様で乗車時間10分では、それで充分と言う事でしょう。
この撮影場所から街を見るとエンジン乗用車が見えたので後ほどガイド氏に聞くと、テッシュからそこまでは許可車のみ通行できて、そこからツェルマット街中は許可車も乗り入れが出来ないので電気自動車オンリーになってるという事です。
撮影場所から上流側を見ると大きなロープウェイが見えます。(写真拡大可) ツェルマット上流部の外れから出て、何度か乗り換えるとクライン・マッターホルンの欧州最標高の展望台に通じるロープウェイの最下部です。
氷河急行905列車。(写真拡大可) この列車はサイドを多めに狙わないと綺麗な編成が撮れませんが・・・ここでは俯瞰しか狙えない
右上の尖った峰はキンホルン、更にその右はテッシュホルンだけど半分雲の中。
スイス的危険ドクロマーク。線路横の階段途中なので架線注意、なんでしょうか。
その階段からツェルマッ駅を見たところ。(写真拡大可) 駅自体はコンクリート屋根で覆われていて雪除けになってます。右がヤード横のスノージェット、もうちょっとカメラを上に向けたらマッターホルンの先っちょだけが見えてますが、この時間はモロに逆光
先ほど到着した氷河急行の機関車がやってきました。
留置ヤードに停車。(写真拡大可) パンタグラフを上げたまま機関士は何処かへ行ってしまいました。
メーカーはスイスの定番スイスロコ・マシーンSLM&ブラウンボベリーBBC(写真拡大可)
1985年製。他の記号は意味を知りません・・・
ツェルマット駅の列車の入換。(写真拡大可)
ツェルマット駅とマッターホルン。(写真拡大可) 夕方になって、やっとマッターホルンの雲が取れましたが駅からはモロに逆光
MGBとマッターホルンを絡めて撮れる場所は、そんなにありません。列車は入れ替え中のもの。
氷河急行907列車の到着。(写真拡大可) 駅付近で何とか横位置から撮ろうと思っても、スノージェットが邪魔で、こんな程度
このスノージェットの真上は何故か柵に囲まれた放牧場になってて、すぐ横をハイキングコース(遊歩道)があります。
先ほどの入換機関車が動き出し・・・
先ほど到着した氷河急行の編成を引き出します。(写真拡大可)
これは「サービスカー」 立食式のビュッフェカーといったところで、食堂車の代用といったところでしょうか。
ここら辺で夕食時間が近付いたので撮影はタイムアウト。
ツェルマット駅を通り抜けてホテルに向かいます。左は氷河急行客車。
ホテル・アレックスの前にあったスキー熊。
ホテル・アレックスの荷物輸送用の電気自動車。
ホテルの部屋に戻ると、ちょっとだけ休憩。部屋のベランダからマッターホルンの先だけが眺められます。(写真拡大可) ベランダの椅子に座って両親と雑談しながら眺めるこの風景は何とも贅沢な気分です。
少し目線を右に移すと、画面中央の絶壁のテッペンに家屋が建ってるのが見えます。(写真拡大可)ゴルナーグラード登山電車から撮った写真にも偶然この家屋が俯瞰で写ってましたが三方が絶壁に囲まれたテッペンにチョンと建ってました。裏に細い車道があるのかも知れませんが、行くだけで大変そうな家です
眺めは良さそうですが・・・
夕食はガイド氏に教えてもらった日本語メニューのある、ホテル・アレックスとは別のホテル1階にあるレストラン。歩いて5分弱の場所で生演奏を聴きながらのディナータイム。
部屋に戻ると21時前ですが、まだ空は明るい状態。その分冬期の日は短い訳ですね。
翌朝は日の出に照らされるマッターホルンを見れたら・・・と思い携帯を使って目覚ましをセット。実はこの時点まで手持ちの携帯は使えないと思って電源を切ってましたが、目覚ましセットのために電源を入れると・・・おや? 時差補正をしてないはずなのに表示時間はスイス時間! もしや?と思い自宅に国際電話を入れてみたら・・・継りました。自分の携帯が海外でも使えることを初めて知った
しかし日本との時差は-7時間、知人に電話してみようと思ったけど上手く考えないと、とんでもない時間にかけてしまう事になります。
とか思いながらベッドに潜り込みます・・・明日は氷河急行に乗車します。
続く
大作戦11
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