前日記 大作戦8
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2012年7月29日 その2 ゴルナーグラート マッターホルン2
ゴルナーグラート鉄道中間駅のリッフェルベルクでの昼食が終わると以後は自由行動です。ガイド氏によればグループの殆どは一旦ツェルマットまで降りてから地下ケーブルカーで別の展望台に上がり、その付近を散策しながら自然のエーデルワイスを見に行くという事です。それ以外の人はホテルに戻って休むかツェルマットの街中を散策するとの事。そして私メは・・・ゴルナーグラート鉄道をリッフェルベルクから一駅だけ乗って途中下車、ホテルのトラムウェイを乗って撮っての予定。
まずはリッフェルべルクからの乗車は全員一緒。電車は側線から出てきた当駅始発状態。どうやら終点のゴルナーグラートで既に満員(と言っても席が埋まる程度)になったら途中駅に留置されてる電車を出発させて続行運転の先行電車として途中駅の乗客を集めて行くようです。
途中の複線区間での、すれ違い。
両親はホテルで休むと言うのでガイド氏にお願いして私メは1駅目のリッフェルアルプ駅で一人下車。
1駅間の乗車はリッフェルベルク駅始発の旧型電車でした。(写真拡大可) リッフェルアルプ。
さあ、ここから半日は完全鉄チャンモードにシフト
リッフェルアルプでの下車の目的は駅から600m程離れた所にあるリッフェルアルプ・リゾートホテルへの連絡軌道、リッフェルアルプ・トラムウエイの撮影と乗車。このツアーでは数少ないツアー予定外の乗り物です。
トラムは駅前から出ています。(写真拡大可) 軌間は800mm、太いレールが使われてるので何だか鉱山軌道を見てるような感じ?
トラムは2両編成のバッテリーカーで製造はツェルマットの電気自動車を製造しているローカルメーカーのSTIMBO社製。発音はチンボとちょっとアブナイ?
このトラムは旅行ガイドに出てたので知りましたが、開通は2000年頃と比較的新しいトロッコ線として紹介されてました。しかし調べてみると本来の開通はホテルが開設されてゴルナーグラート鉄道が開通した少し後の1800年代で何と100年近くも前! しかしホテルが50年程前に火事で消失してしまったので軌道もその時に消滅。ホテルは1985年に再開しましたが軌道の再開は20世紀末に。
運賃は駅〜ホテルの往復で5スイスフラン。今回の旅で唯一の硬券切符でした。このトラムウェイはヨーロッパで一番高所に位置してるそうで・・・標高はホテルで2222m。
全線併用軌道で、しかも道路は未舗装!(写真拡大可) と言ってもゆっくり走るので砂ホコリなどは立ちません。
ホテル前の庭を1周してから屋外ラウンジ前で停車します。(写真拡大可)
トラム乗車中、親子連れ+おばあさんと話す機会があり(と言ってもつたない英語で何とか私メは日本人と伝えた程度でしたが・・・)、下車後に一緒に写真を撮って欲しいと言うので男の子と肩を組んでの記念撮影
ちょっとは日本好きになってっくれたかな?
ホテル前からはマッターホルンが眺められる筈ですが、あいも変わらずイタリア側から吹き上がってくる雲が絡んだ状態なので山を絡めた写真は撮れません。(写真拡大可)
戻りは乗車せず、トラムを撮りながらリッフェルアルプ駅へ歩いて戻りますが距離も600m程なので10分程です。(写真拡大可)
リッフェルアルプ駅。左がゴルナーグラート鉄道、右がリッフェルアルプ・トラムウェイの乗り場ですがホームは無く立て看板が立ってるだけです。(写真拡大可) 軌道自体はゴルナーグラート鉄道の駅内に続いていますが軌間はゴルナーグラート鉄道が1000mm(1m)、リッフェルアルプ・トラムウェイが800mmと違うので線路が繋がってるという事はありません。
駅に入ってトラム軌道を辿ると整備場のような所が見えます。車両の整備はゴルナーグラート鉄道が委託で受けているのでしょうか?
そこに止まってたのは貨車でした。
貨車のプレート。
貨車に固定されてたカエルのヌイグルミ。
リッフェルアルプ、登り列車の発車。(写真拡大可)
リッフェルアルプから乗車の電車は旧型電車。(写真拡大可) ダイヤより数分早く到着したと思ったら続行運転の先行電車だったようです。
ゴルナーグラート鉄道車内から見たツェルマット。谷底の街である事が解ります。
ツェルマットに到着すると、まずはゴルナーグラート鉄道のツェルマット付近での撮影を始めます。
と、言いながらツェルマット駅前のホテル送迎の馬車。(写真拡大可)
もういっちょ、形態の違う馬車。
ツェルマット市内を行く登山電車。(写真拡大可) 電車の先がゴルナーグラート鉄道最低地点。
この後、俯瞰の写真を撮る為に後ろに見えてる山へ移動。
ツェルマットを俯瞰で。(写真拡大可) 1枚上の写真の撮影場所も写ってます。実はこのポイント、けむりプロの方から、ここから撮影した写真を見せて頂いた時、まだ行ったことがない場所なのに地図を見て覚えていたのか撮影ポイントを聞く前に分かってしまったという場所
で、実際に来てみて私メも撮影した次第でした
上の写真を撮影している場所の周りの風景。
クレーンの真後ろには大きくマッターホルンが見えてる筈なんですが、まだ雲が絡んだ状態です。
そこで見かけたポスター。ごみ捨てルール監視ポスターなのかな? 何だかセサミストリートのクッキーモンスターを思い出しました
途中の踏切からの撮影。(写真拡大可) どこを見ても庭のような綺麗な風景の中を走ってます。
登山鉄道最低地点、ゴルネラ川の鉄橋を渡る電車。(写真拡大可) 周りが道路だらけなのか、あまり絵になる風景ではありませんでした。
少し大型の路線電気バスが走ってきました。大型と言っても日本の中〜小型バスのサイズ。
ゴルナーグラート鉄道の撮影が一通り終わったところで次の撮影地、マッターホルン・ゴッタルド鉄道ツェルマット駅手前周辺に向かいます。そのまま真っ直ぐ向かってもつまらないので、ちょっと道草。
ゴルナーグラート鉄道ツェルマット駅構内を小さな踏切が横断してたので、そこから駅構内や貨車を撮ったり・・・
車庫や複雑なポイントを撮ったり。勾配の緩い場所のポイントはタックレールとレールのクロス部分はラックレールが移動接近、レールは固定というもので、ラックレールの一部が途切れた状態になりますが、これが急勾配区間のぽポイントだとラックレールもレールも移動、レックレールも連続して繋がった状態になり、写真のようなラックレールの隙間は生まれない構造でした。
その先の細い道を進むと民家の庭先が間近で見れたりと、楽しい散歩道
続く
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