2月2日
アニメ制作スタジオF 現役&OBおっさん3人、久しぶりの小旅行はだいぶ前から企画していた成田の航空科学博物館と芝山鉄道乗り鉄作戦。
事の初めは2年前に私メがスイスから帰国した時に成田空港内で博物館のパンフレットを手にした時、公共交通で行ける事が解ったので(以前は公共交通が無く自動車で行くしかないと聞いてた)、それなら行ってみようかと
去年のインドネシアからの帰国時には着陸直前に、この博物館の上空を通過。思ってたより屋外展示機が多いことを認識
せっかく成田に向かうんだったら160km/h運転を楽しめるスカイライナーで。車両の写真を撮るのを忘れてた
空港からバスですが時間があったので少し空港内を散歩、デッキに出てみました。目の細かいフェンスに囲まれてますが、ところどころ穴が開けられており、そこから写真が撮れるように配慮されてます。
目の前のノーズアートを楽しんだり・・・(写真拡大可)
カンタスのジャンボが見えたり・・・(写真拡大可) 随分昔、初めて海外はカンタスに乗ってのオーストラリアでした。確かジャンボでは無かったと思いましたが。 この日は空港で飛行機を撮影することを想定してなかったので、カメラは標準スームレンズだけ
787(写真拡大可) 初めて見た、と思ってたけど去年羽田で見てたかな?
ガルーダ インドネシアの特別塗装? (写真拡大可)
バス停に移動すると、丁度走ってきたターミナル間連絡バスのハイブリッドバス。スイスへ行くときにお世話になりました
博物館に行くバスは1日たったの5本。京成バスカラーですが成田空港交通の運行。乗客は我々グループ以外は一人だけ・・・
博物館入口。バスはこの中へ入っていきます。
来館者は親子連れが殆どで、ほぼ自家用車で来ているようです。到着と同時に雨が降りだしました。雨は早いうちに止むとの予報だったので、先に館内を見学する事に。
館内は747ジャンボ展示館と言っても良い程747系が多く展示されており、これは有名なジャンボの頭。何故かこの日は内部公開されてませんでした。断面部はプレハブ建材で組まれたもので塞がれており鉄道車両断面部の車体同系塗装などのような凝ったモノ?にはなってませんでした。
展示館に入ると、すぐに目に付く子供用?シュミレーターもジャンボ。
コクピットも勿論747で、これは1/1模型。
右後ろに見えてるシュミレーターから、このデッカイジャンボ模型を動かします。(写真拡大可) 姿勢を変えたり車輪が引っ込んだり・・・
シュミレーターの内部。我々が博物館に到着した時点でシュミレーター類の整理券は既に配布終了後で結構人気があるようです。他にもDC8のシュミレーターもありますが、こちらも整理券配布は終了した後でした。
羽田から掘り出された大戦中に計画されてた大型爆撃機「富嶽」に搭載予定だったエンジン。奥のV型エンジンは古い複葉機のもの。
こんな1/1コクピットもあり、乗る事ができます。撮影してる真後ろには音速有人実験機 X-1も。
館内はパンナムのグッズやポスター等が展示されてて、どうもこれは企画展のようでした。去年だったかな・・・? の銀座ソニービルでのパンナム展を思い出し
展示説明の中で古いポスターを修復する仕事が存在してる事を初めて知りました。
屋上に出ると博物館到着と同時に降り出してた雨が止みかけの状態に。(写真拡大可) 目の前は貨物機の駐機場で、貨物機には747が、まだ活躍しているよぅで3機・・・それ以上が見えてます。
この左は滑走路なので離着陸する航空機が間近に見れますが、霧が出てきて見通しは悪くなってきました。
レストランで昼食後、雨も止んだので屋外展示機を観に。
(写真拡大可)
飛行機の展示場で気になったのが古い牽引車でYS-11に繋がってます。何の説明板もありませんが多分ガソリンエンジン。メイカーはクラーク、米国の会社で確かトラクター製造メーカーだったかと。
このソ連製のヘリは最近マイミクが飛行中の写真を日記に上げてましたが、博物館入りしてるこの機体は3機輸入された内の1機だそうで。機内に個人名を打ち込んだプレートが見えたので「?」と思ってたら、この機体は何と個人所有だったようです。
ヘリとしてま珍しく? 後部にも窓があり、後部全体が開閉ハッチになっていて機内は両方で6人用のロングシートが見えました。
お金を入れるとローターやプロペラを回せる機体も3機程あります。たぶん動力はモーターのようです。これも結構人気のようで常に親子連れが列をつくってました。
屋外展示場の片隅に置かれてたセスナ スカイホークの機体。何故かこんなものにも目がいってしまう
これも展示物、大型牽引車。(写真拡大可) 前後に運転台があり米国製のようです。これ、なんでか結構好きなんですよね〜
これは所沢の博物館前にもありました。
風向きによっては、すぐ横を離着陸する航空機が通過するので、こんなのが間近で見れます。国内航空会社では絶滅直前の747も海外航空会社のはまだ結構見られるようです。(写真拡大可)
空港周りは結構霧が発生してて、翼上面から水蒸気を発生させながら離陸していく機も。エアーフランス機。(写真拡大可)
展望台から見てたら敷地内の倉庫裏に何やら古い機体の輪切りが見えてたので時間が余ったところで見に行ってみました。DC-8かな?
帰りのバスも乗客は、どうせ数人だろうとナメ切ってたら意外とシートが埋まるくらいの乗客がありました。そのまま成田空港まで戻ってもいいのですが、せっかくなので途中の芝山千代田で下車して、まだ未乗の芝山鉄道に乗り換える事に。
芝山鉄道芝山千代田駅。日本一短い鉄道の冠を紀州鉄道から奪い取ったのが、この芝山鉄道
距離は2kmちょっと、2駅のみの中間駅は無し。車両も電車1編成のみで京成電車との共用。確か空港開設の地元補償の一つでの開業だったかと。その為かどうか・・・利用者も少ないようで駅前に店がありますが休日にも関わらず閉まったまま。関東でも、この私鉄の存在を知ってる人は少ないように思います。
カオハメもあり。この近辺は結構埴輪が出る事で知られてるそうです。画面バスの真上で高架橋がプッツリ途切れてるのが写ってます。バスが少し遅れたせいで40分ヘッドの電車が目の前で発車してしまい、そのおかげでゆっくりと写真が撮れた次第
空港シャトルバスが駅前に入ってきましたが、これは芝山町が運行しているようです。
駅スタンプも2種類ありましたが結構劣化?してまして・・・
カスレた部分を2枚の画像から合成。もう1種は合成出来ない位ヘボヘボ
スイカ等のICカードに対応していないので切符を購入。これで芝山鉄道線全区間の切符
この鉄道の地上区間は終点近くの数百メートルだけで大半が空港下の地下。(写真拡大可) ホーム端からは飛行機をバックに撮れますが、まともに撮影できるのはここ位でしょうか・・・
やって来たのは京成の電車で、この日はこの1編成が成田との3駅間を行ったり来たりしているようです。
ホームに到着すると降りて来たのは数人の乗客と・・・警官。どうやら警官2人が警備の為か必ず便乗しているようです。写真では電車から降りかけていてこっちを向いてるマスクの男が警察官。
終点車止め。ちょっと不思議に思ったのが、この位置にロングレールの継ぎ目である伸縮継目、エキスパント・ジョイントが設置されてます。すぐ先でレールは途切れるのに伸縮逃がしのコレが必要なのかな? と思ったり・・・
しかしこの部分の設備も車止めだけで衝撃ダンパみたいなのが無いので、電車が暴走してきたら、ちょっと怖いなぁ
帰りは成田から京成線のロングシート通常特急で。あれこれ語り合いながらの楽しい小旅行でした。
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