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2014年01月24日07:46

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欧州瑞西攻略大作戦8

前日記 大作戦7
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2012年7月29日 その1 ゴルナーグラート マッターホルン1

この日のスケジュールは午前中が登山電車でゴルナーグラート展望台へ行きマッターホルンを眺め、戻る途中に2km強程の下りハイキング、午後は自由時間というもの。

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朝、ホテルアレックスの部屋の窓からの景色。低い雲に覆われてますが明るく、雲も薄い感じです。
ホテル内レストランでのバイキング朝食時に添乗員氏から天気は回復方向と聞きます。数日前の天気予報では、この29日が一番天気の悪い状況だったので、うまくすればマッターホルンの展望が楽しめそうです。

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ホテルから歩いて3分でツェルマット駅前(写真拡大可、この写真は夕方に撮影) 画面左が里に続くマッターホルン・ゴッタルド鉄道MGBのツェルマット駅(グレー屋根に赤の文字が駅入口)、右のビルの間に小さく見えてる青い建物が登山鉄道のゴルナーグラート鉄道GGBツェルマット駅と通りを挟んで両方に駅が位置してます。両鉄道共経営母体は同じで線路幅も両方メーターゲージ(軌間1m)と同じ。連絡線で線路は繋がってますが同じなのは線路幅のみと言っても良いくらいで、MGBの交流電化・部分ラック式に対して登山電車のGGBは三相交流電化・完全ラック式。

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駅前にはツェルマットのローカルメイドSTIMBO製の電気自動車。

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トラックタイプもいました。

登山電車ツェルマット駅で一旦集合。ゴルナーグラート鉄道はヨーロッパの鉄道としては珍しく改札があり、切符に埋め込まれた電子チップで乗車区間等を管理しているようです。団体で電車に乗り込みますが発車まで少し時間があるので、ホームからの激写開始!

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駅のすぐ横が車庫。出庫待ちの電車が顔を覗かせてます。

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手前が我々の乗ってる電車で、奥の電車は古いタイプのようです。そのプレートをよく見ると・・・

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スイスでは標準的なスイスロコ&マシーン社製で電装はブラウンボベリー・・・そう、日本には数両しか輸入されなかった、あのブラウンボベリーです! 1974年とあるので40年近くも前の製造になります。

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勿論貨車も撮ります。無蓋車にコンテナータイプの無蓋箱?が載せられてます。

電車は8:48に標高1604mのツェルマット駅を発車、少し下ってゴルネラ川を渡ると本格的な急勾配が始まります。運転手は助手席のおっさんと雑談しながら運転ウッシッシ 基本単線ですが時々複線区間があり、暫くは霧の森林地帯を抜け森林限界の先で標高2700mも越える頃には立ち込めてた霧も晴れてきました。

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そして標高2815mのローテンボーデン駅に着く頃にはマッターホルン峰が姿を現しました。(写真拡大可)

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そして終点、標高3089mのゴルナーグラートに到着。(写真拡大可) マッターホルンは見えてますが雲がまとわりついてます。ツェルマットから約9.3km、約30分の旅。写真が乗ってきた電車で、これも一世代前の車両になります。実は帰って写真を見て気付いたんですが・・・この登山電車の扉、片側にしか並んでないんですね。だから反対側から見たら扉が全く見えません。理由は判りません。

駅裏からホテルレベルまではエレベーター!で上がります。

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そこから見た展望(写真拡大可)

僅かに登りを歩いて標高3130mのゴルナーグラート山頂展望台に向かいますが充分高山病になる標高なのでゆ〜っくりと向かいます。

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駅と山頂展望台の間にあるクルムホテル&観測所。ホテル前ではセントバーナードとの観光記念撮影もやってました。写真はは展望台より。

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ゴルナーグラート山頂展望台からは4000m級の高峰と数多くの氷河見える・・・筈ですが谷底は雲海に覆われてるので残念ながら氷河は、あまり見えてません。(写真拡大可) モンテローザと中央はグラート氷河。

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展望台から北北西方向(写真拡大可)、見えてる建物はロープウェイのホーエリ(駅)、地図で見るとロープウェイは更に先に続いているようです。見えてる山は多分アドラーホルン。

マッターホルンをバックに家族写真を撮ってると、あっという間に雲に隠れてしまいました・・・ マッターホルンはスイス、イタリア国境の峰でイタリア側から流れてくる雲がまとわりついて、これ以降は常に雲のマッターホルン状態になってしまい・・・がまん顔
展望台を後にして、下りの電車の時間まで30分ほどの自由時間があるので両親は駅近くで休憩、そして私メは撮り鉄モードにシフト、ゴルナーグラート鉄道の撮影開始!

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といっても激しく歩くと確実に高山病になるので駅付近での撮影になりますが・・・まずは駅跨線橋から。(写真拡大可)

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そして駅に到着(写真拡大可)

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少し下った場所から下り列車。(2枚共 写真拡大可) 複線区間は右側通行のようです。この頃になると時々谷底の雲海が、ここまで流れてくるようになりました。

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集合時間前になると霧が濃くなる事も・・・

撮影の為に歩いてる道は車道位の道幅があり登山鉄道とも立体交差になっており、その道をマウンテンバイクが次々とダウンヒルして行くのが見えます。その為の道にしては、ちょっと不自然?だなと思ってたらガイド氏の話によると本来は冬季のクロスカントリーコースだそうで、夏場はダウンヒルコースの転用と聞いて納得。
ゴルナーグラートからの下りは一駅乗車して標高2815mのローテンボーデン駅から2km先の標高2582mのリッフェルベルグ駅までのハイキングになりますが、両親は歩くのにちょっと自身が無いとの事だったので先に一駅先のリッフェルベルグ駅まで行って駅前のレストランテラスで待ってもらう事にしました。

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という事で家族では私メ一人がローテンボーデン駅で下車。一駅間の乗車は最新型の低床スペースのあるトラムタイプの電車。

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駅から少し下るとリッフェル湖に到着。天気が良ければ逆さマッターホルンが観えるんですが、見ての通りイタリアから上がってくる雲で隠れてOUT。スイス側はいい天気なんですけどね〜。

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もう少し下った場所にある小リッフェル湖。

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標高2700m付近のハイキングコースの分岐点。スイスハイキングコースは道標がしっかり整備されてる事でも知られています。左にマッターホルンがドーンと見えてる筈ですがイタリア雲の中。

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途中で休憩中、遠くの斜面にロープウェイが見えました。(写真拡大可) 調べると、どうやらツェルマット付近からマッターホルン稜線へ出るロープウェイのようで、フーリ、トロッケナー・シュテークを経由してクライン・マッターホルンに行きます。このクライン・マッターホルン展望台はヨーロッパ最高標高で、3883m・・・富士山より100m以上の高さ! 写真はトロッケナー・シュテーク〜クライン・マッターホルン間かと。搬器も120人乗りと超大型exclamation
見えてる尾根筋はイタリアとの国境で、これは日本では味わえない感覚。別のロープウェイのルートでは国境を越えてイタリヤ側へ降りて行けるのもあるようです。この位置から右方向へ視線を移すとマッターホルンですが雲で見えませんあせあせ(飛び散る汗)

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ハイキング途中に見えたリッフェルホルン稜線越しに見えたブライトホルン。(写真拡大可) モンテローザとマッターホルンの丁度間に位置する高峰です。

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ゆるい丘を越えるとツェルマットの谷筋が見えてきましたがツェルマットは近すぎて見えず、ツェルマットへの自動車から鉄道に乗り換えする少し下流のタースの街が見えてます。画面中央の巨大な崖崩れ(遠いので小さいですが・・・)は確か2006年か2008年頃に起きた斜面大崩落の跡で、何十件もの家が飲み込まれツェルマットへの交通も数週間にわたり遮断されてしまった現場だそうです。

この付近から登山電鉄道もよく見えるので、撮影後に追いかけます・・・と添乗員氏に断ってひとり草原の中に入って電車待ち。

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と言っても運転本数が多いので、すぐに電車は来ました。(写真拡大可) 見えてるのはハイキングの終点リッフェルベルク駅で、左に写ってるのは我々のツアーの団体と両親が合流してるのが見えてますうれしい顔

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同じ場所からの撮影。(2枚共 写真拡大可) 架線柱が垂直に建ってる訳だから登山鉄道の常識外れな? 急勾配が判ります。

撮影後は土手をまっすぐ下って駅前で皆と合流。で、駅前周辺を軽くウォッチング。

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とりあえずはリッフェルベルク駅を出入りする列車を撮影。(2枚共 写真拡大可)

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駅前に止まってたトラック。多分全輪駆動と思われ、日本で言うなら農耕車扱いのサイズ。

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観光用にはスイス国旗牛がお出迎え。

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顔ハメもありますわーい(嬉しい顔) 羊やリスは解るんですが左の鳥が止まってるピンクの象みたいなのが何なのか判りません。その下は歩く?ケルンなのかな?? 多分ウ●コではないはずウッシッシ

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駅前のレストランでランチ。ガイド氏に聞きながらチョイスしたのはジャガイモの鉄板焼き、豆のスープ、パン、オレンジジュースで、確か1600円位だったかな・・・物価の高さを感じます。

天気も良いのでテラスに出て雲の取れきれないマッターホルンを眺めながらの贅沢なランチ。

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ホンの僅かでしたが雲が切れて頂上がチラリと見えるチャンスもありました。(写真拡大可)


 続く


大作戦9
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