前日記
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8月17日
せっかく正月以外で久しぶりに関西に来たんだから1日位は遊ぼう(鉄チャンしよう)と思い、丹後の加悦(かや)SL広場へ行く事にしました。余談だけど「かや」とパソに入力しても「加悦」と変換してくれない・・・
実は私メ、加悦鉄道は現役時代しか知らず、同鉄道が廃止になってからこの地に来るのは初めてです。従って加悦SL広場も以前から行きたいと思っていても帰省が正月だけでは来る事が出来ず、今回が初めてです。
京都の家を出発してバスで向かったのは山陰線二条駅。しかし同じバス停が交差点を挟んで2か所あり、迷ってるうちに2台も乗り過ごすハメに。バス停自体も行き先までの全停留所が書かれておらず、国際観光都市と言いながらバス利用に関しては地元の人しか判らない極めて不親切なバス停の表示です。市内ど真ん中なのにねぇ・・・
乗車したのはペンギンバス?でした。
二条駅からの山陰線って私メのイメージは非電化で1時間に1本程度・・・の大昔のものでしかないのですが、今では10〜15分も待てば電車が来るし、高架駅だし
(非電化時代は地上駅で、この当時の駅舎は梅小路機関車館前に移築保存されている) 京都駅から同行者の待ち合わせの高槻駅まで快速で十数分だし、便利で速くなったね〜(何年前と比べてるんだ
)
高槻からは同行者の車。亀岡に抜ける摂津の山中での道路法面工事現場で、おや・・・?
工事用モノレールが敷設されてます。3本レールなのでトリプルレールと言うべきか。
動力車は昼間の工事中は上に置きっ放しだったので、これは帰りの日の暮れ後に撮影したもの。台車の方も一応トロッコ無蓋貨車に近い形をしてます。
丹後山中の加悦谷手前辺りで、個人で保存されてる阪急電車。レストランでしたが電車自体はレストランにされず物置?でした。
加悦SL広場に到着〜
入口には黒部渓谷鉄道宇奈月駅横で見られるような鉄橋上の模型モニュメントがありましたが、車両の出来は黒部の方に軍杯
SL広場の入口は元加悦駅舎を模した建物。実物より少し小さな物になってます。
宝塚ファミリーランド(閉園)から来た京都北野線、N電。少し判りにくいですが画面中央の林の中にニッケル鉱山時代の4本煙突が残ってます。SL広場は加悦駅から専用線が伸びて来た終点のニッケル鉱山の貨物駅跡に造られています。実はまだこの駅が残ってた時代に廃線跡歩きをして、ここまで来た事があります。この時も暑い日で鉱山駅には大きなホッパー台が残ってたのを記憶してます。
このレストラン車も、まだ東急電車の形をしてた時代から知ってまして
その後休憩車として窓を撤去したサイドオープン車、今でいうトロッコ列車みたいになり、再び箱型に蘇りレストランに。
保存車両も多いので、好きなのを中心に、その一部を・・・2号機関車とハ4995客車。いずれも明治期の車両ですが、何故か客車の方の連結面にバッファーの跡が見当たりません。復元化した時に、そこまで再現しなかったのかな?
園内を走るミニ鉄道「ロケット号」 線路はターンテーブルを渡る周回線になっており、面白いので勿論乗車しました
キハユニ51(写真拡大可) 実はこの車両、現役時代に乗車した事があります。冬の雪景色の中のキハ08を撮ろう、なんて言いながら訪れたら雪は全く無し、キハ08は検査中で運用外れ・・・で、このキハ51が運用に入ってた訳でした。目的は達せられなかったけど、めちゃくちゃ得した気分を味わったのは今でも忘れられません。片軸ボギー車のキハ101だったら、もっと良かったのに・・・なんて言ってたっけナ
ここに保存されるに至って荷室が復元されてキハユニ51を名乗るようになったようです。
キハ101片軸ボギー車(写真拡大可) 片軸ボキーとはボギー台車が片側だけで反対側は固定車軸1軸という変な・・・いや、変わったディーゼルカー。初めて加悦鉄道を訪れた時は模型の世界でしか知らなかった片軸ボギー車の実車があって驚いたものでした。当時は今みたいに事前情報なんて殆ど無く、判ってたのは2号SLのような有名物件?だけでした。
好きな木造ボギー客車ハ10はレストア作業中でした。
ハ21客車(写真拡大可) これもすっきりした感じが好きな車両。こんな2軸客車も昔は模型の世界でしか知らなかったので初めて実車を観た時は驚いたものでした。
ラッセル車の中ってのも初めて観ましたが、ハネ板用のシリンダーだらけでした。運転席?に当たる席もシリンダー操作レバーだらけ
DB201ディーゼル機関車(写真拡大可) これも初めて見た時は国鉄初期ディーゼル機関車のDB10かと思って近付くと、あ・・・違う・・・なんて
運転公開日には自走するそうで、観てみたいですね〜。
加悦鉄道の看板 キハ083(写真拡大可) 初めて加悦鉄道を訪れた時、国鉄接続駅の丹後山田駅(現 野田川駅)を降りて加悦鉄道ホームを見てびっくり、そこに止まってたのは客車改造気動車キハ08だった・・・ 北海道でしか使われてないと知ってたので、ここで見れる&乗れるとは思ってもおらず喜んだのを、いまだに覚えています。その後HOゲージで模型も制作しました。キットではなくペーパー車体のフルスクラッチ(走り装置関係を除く)。余談だけど紀州鉄道キハ16も国鉄キハ04ペーパーキットを改造して造ったっけ
最後の頃に入線したキハ10。国鉄キハ10も好きな気道車の一つですが(片町線キハ10はHOペーパー車体フルスクラッチで製作した)、ここでは他の個性的な気動車に押されまくって、現役時代に私メ的には、ここでは一番乗りたくない気動車って事に
午前中から昼間にかけて見学撮影してましたが、この日も暑いのなんの・・・駅舎2階展示室の窓から入ってくる風か心地良い〜
せっかくここまで来たんだからと、天橋立ケーブルカーも乗りに行きます。その途中、バイパス道から旧加悦駅跡付近をを車中から遠目に眺めてたら・・・おや? 旧加悦駅舎が見えます。勿論立ち寄りです。
旧加悦駅舎&加悦鉄道本社。実は、この旧駅舎がどうなったかは知らなかったんですが数十メートル移動させ、更に180度向きを変えて鉄道資料館として保存されてました。だから現物を最初に見た時は、実物駅舎だけど何か少し違うと感じ、移動の事は館員に聞きました。
横には倉庫代わりの「国鉄コンテナ」が。
駅跡で見かけた犬フン看板。駅跡には(新しい?)役場が建ってました。その為に正面に建ってた駅舎を少し横にずらしたようです。
丹後山田駅(現 野田川駅)にもニミ資料室があると聞いたので、こちらも立ち寄ってみました。ここってJR宮津線と思ってたら北近畿タンゴ鉄道の線になってたのね〜
野田川駅に着いたら、ちょうど列車が来たので(写真拡大可) でも車体錆が目立つなど、結構くたびれた感が
よく見ると窓も開けてるので冷房が故障してるのかな?
入換えで出発して行くリゾート列車の「丹後あおまつ号」(写真拡大可)
駅側線には保線トロッコにこんなものが。残念ながらエンジンで自走出来る訳ではなく、ただのキャブとして載せられてるだけのようです。
野田川駅前の丹海バス。
いろいろと思わぬ道草をしてしまい、天橋立ケーブル駅に到着したのは夕方前。
下の府中駅には旧運転台が展示されてました。この駅は傾斜が緩くホームも階段ではなくスロープです。
さっそく乗車して上の傘松駅から天橋立をバックに撮影。(上3枚写真拡大可) しかし車両は車内内張りの無い、随分安造りのようでした。
ケーブル線に平行するリフト線は、既に夕方で運用終了の様子。 天橋立対岸の鉄道線の駅がある側も傾斜エレベータータイプの登山線がありますが間もなく日没・・・そこまで欲通しく行くのは諦めました。
駅名に由来してか、こんなユルイのが
しかし左に見える「マタンゴ」 股のぞき×丹後の観光キャンペーン標語のようでしたが、若い駅員に「マタンゴってキノコの化け物が人を襲う昔の東宝特撮映画のタイトル」と言っても判らない様子でした
続く
帰省3
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2013リスト
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