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2013年09月04日23:08

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岐阜神岡 GSAに行く1

何故か上げるのが遅れまくって2ヶ月近く前の作戦行動・・・

7月13日神岡GSAに参加。
岐阜県北部の旧神岡鉱山内に設置された大学の宇宙線観測施設スーパーカミオカンデの見学会、マイミクからのお誘いで行ってきました。旧鉱山内となると当然目的は坑内に残る鉱山軌道!
ここもだいたい2〜3年おき位は来てるので、今回は5〜6回目の参加かなぁ。見学参加は基本的には日申込抽選制。

アシは便乗など考えてましたが結果的にマイジープでの出撃になりました。前日夜に出発、大垂水峠と塩尻峠部だけ高速を使い、他はR20をひた走り。安房トンネルを抜けた辺り夜が明けましたが雨も降り出しました。見学自体は坑道内とはいえ、雨はちょっと・・・ 曇り晴れと変化が多く時々雨が降るといったややこしい天気です。
集合時間までは、だいぶ余裕があったので上宝温泉近くの荒神の湯(露天)で朝風呂! 夜に誰も湯温を調整してないから熱いのなんの・・・
神岡の街中でマイミクのグループと予定通りに合流、見学予約の確認の後、神岡鉱山茂住鉱の跡津坑口までチャーターバスで移動。

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跡津坑口。この坑口はトラックレス。雨は降ったり止んだりで蒸し暑い。

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坑口横の入坑表。右のは昔からある名札板を裏返すものですが左のボックス内はパソコンモニターが見えており、現在はこれで管理されてるようです。窓を覗くと入坑者の名前がモニターに出てました。

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坑口前からは排気ガス浄化装置の付いた別のバスに乗り換え、約5分で到着、ここから坑道内を見学しながらカミオカンデに向かいます。トラックレス坑道はトラック1台分が通れる大きさで鉱山坑道としては大きい方です。

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毎回見学内容が少しづつ変わっていきますが、今回は江戸時代の鉱山採掘再現てのがありました。演じてるのはカミオカンデの若い東大研究員? 坑道内は結構寒く見学班は朝から夕方前まで何十班と続くので、結構大変かと・・・

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まずは鉱山採掘マシーンの見学。足元には僅かに騏道が残ってます。

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このショベルカーはショベルの中にすくった土砂を押し出す構造。これだとショベル内の土砂を出す為にショベルを上に上げる必要が無いという訳。この2台、最初は動いてる所を見せて、後で停止中は運転席にも乗れます。

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移動中に軌道が残る坑道と交差すると、奥には大型のTL(トロリーロコ=電気機関車)が。90年頃に坑外まで列車を出してた11トンクラスかなぁ・・・近付けなかったので詳しい事は不明。(写真拡大可)

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そしてスーパーカミオカンデの見学、といっても本体は直接見れないので本体タンクの上部で説明を聴きます。写真はその上部周りにあるクレーン用の軌道。

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事務所扉には、ここを訪れた有名人のサインが。こんなのが4〜5枚展示されてます。小渕氏のがアクリルが貼られてるのは、これだけ水性マジックでサインしてしまったからだそうで。

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茂住地区の山の立体模型の一部を持ち上げると茂住鉱&跡津坑の坑道図が出てきます。

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案内に従って進むと足元に軌道が現れて・・・

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別方向の坑道の奥にはグランビー鉱車を利用改造した未処理排水水槽が見えました。現場の方の話だと廃物利用で造ったそうです。

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こーゆーのを眺めながら坑道の先を進みます。

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茂住坑口からの本線に出ると4トンBL(バッテリー機関車)登場。この1台は現役で充電中でした。これは見学メニューには含まれてませんでしたが休憩時に関係者に頼んで、ゆっくり見学させてもらった時の写真です。(写真拡大可)

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この先2〜3km行けば茂住坑口に出ます。10年以上前に初めてGSAに来た時は茂住坑口から人車列車に乗って、ここまで来ました。その時の機関車はBLではなくTLでしたが、TLが使われなくなったので架線は外されてしまったようです。

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4トンBL付近の様子。

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休憩所には売店があり、足元には軌道が。ここはここで途切れており、この先はトラックレス坑道となってカミオカンデの近くを通り跡津坑口に出ます。

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跡津坑口には倉庫代わりの国鉄コンテナーが幾つか。

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神岡市内〜跡津坑口のシャトルチャーターバス。

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今日のメンバーの車。

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GSA終了後は神岡鉄道旧奥飛騨温泉口駅に隣接した店に移動して昼食&ティータイム。ここは廃線になった鉄道線を利用したレールマウンテンバイクの発着基地にもなっており、ホームに出るとズラリと並んだ車両群。いつの間にかトレーラーまで連結したのがあるなぁと、よく見ると自転車は全て電動自転車になってました。

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横には昔からある普通のマウンテンバイクタイプも。

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乗車所は線路が木造で嵩上げされており、その部分は木軌道。本来の線路に降りるスロープも上手く造られています(ここも木軌道)。考えると、これって現在では唯一の現役木軌道って気が。

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出発時間は決められており、終点折り返し地点でマウンテンバイクの向きを変えるために一通り出発した後で係員が追っかけていく時に使うのがこれ、レールカブと呼ぶのかなわーい(嬉しい顔)

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夕方前には山之村キャンプ場に移動、この日の泊まりはバンガロー。

日の暮れ前に少し隠密作戦を遂行、夜のキャンプ場での夕食時にチョンボして足に火傷・・・現在はきれいに治りましたが、一緒に居た皆さんにご心配かけてしまいましたたらーっ(汗)


  続く
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