大きなミッションの割にはアップが早いのは写真全体の撮影枚数が思ったより少なかったため
連休と言われる明日も明後日も仕事だけど、こんな時にこんなのを書きたがる・・・ガス抜き一服
今年も春の声が聞こえる頃、4月に屋久島の安房森林鉄道線路を使った屎尿運搬列車・・・うんこ列車が連続で走る予定との情報。世界遺産になってる縄文杉ルート上のトイレをゴールデンウィークの混む前にできるだけ汲み取っておこうという事で、連休少し前に何日か連続でうんこ列車が走るというものです。普段は月に2〜4回位しか走らないとか。
屋久島の軌道による運材事業が終了して3年ちょっと・・・それまでも4月のうんこ列車連続運転は知ってましたが運材に比べたら、だいぶ迫力に欠けるのと、この時期は忙しい事が多いので見送ってました。しかし今回は運材撮影の時に大変お世話になった(有)I 林のTさんが最近亡くなったという事が判り、さてどうしたものかと・・・運行日が忙しい仕事のスケジュールと重なったので無理かと思いましたが、何とか仕事の流れの隙が出ることが判ったので急遽屋久入りを決断したのは出発3日前
仕事に加え「廃線跡の記録4」トーク出演の関係で、たった1泊の弾丸ツアー
ここまでギリになると安い航空券は以前ならありませんでしたが、改めて調べるとLCCになるのかな・・・鹿児島まではソラシドエアなんてのが飛んでるし、直前販売とかで安い航空券も上がってる。鹿児島〜屋久島は急遽巻き込んだ同行者の身障者付き添い割引で。しかし同行者は2泊予定の為、帰りは一人なので、たぶん初めて片道だけだけど正規料金で航空券を購入!
これでも往復割引より安かったので
今まで屋久島は冬か夏しか行った事が無かったので、春は初めてです。
なんか前置きが長かったけど4月18日朝の羽田。予報では2日間とも晴れと出ています。
ソラシドエア・・・いつも間にこんなのが就航してたのか。ANAとコードシェアとあったので、全く同じ機体で全日空運賃で乗ってる人もいるんだ・・・同じなのに、運賃結構高いぞ〜
鹿児島からはJACのボンバル機。数年前まではYS-11でした。
見慣れた屋久島空港ターミナル。バックには屋久島の山が見えてるはずですが、山だけ雲がかかってて見えない状態です。
空港消防隊。よく見ると結構新しいような・・・
ここからレンタカーで移動ですが、3年ほど前から林鉄の現起点の荒川は冬季を除いて一般車の乗り入れ規制がしかれ、安房外れの屋久杉自然館前から登山バスで荒川へ向かう事になります。山へ入るのは殆ど早朝便ですが、東京からの飛行機着に合わせたように午後に1便だけ、荒川へ向かうバスがあります。
昼過ぎに荒川着。3年ちょっとぶりの安房林鉄です。里は少し晴れ間もありましたが山の中は曇り空。でも雨が降るような感じではありません。
車庫に機関車が居ないので、運行中である事が判ります。うんこ列車なのでバキュームカーも止まってます。左の線は、かっては運材車が置かれてましたが、現在は1台しか必要ないので他の2台は人里に下ろされてました。従って左の線は使われてない状態です。午後の列車が帰ってくるまで少し時間があるので、ちょっと先まで見に行く事に。
荒川のヤードから本線への軌道。線路脇の木々が随分茂ってます。以前は線路横から荒川鉄橋がよく見えましたが、今は全然見えません。
トンネル手前の看板には「トイレ運搬」の表示が出てます。(写真拡大可)
モーターカー車庫と朽ちた機関車。
屋久島に行くと必ず見る、元多布施木材の機関車。部品が外されキャブが朽ちて消えてしまい、だいぶ背が低くなってしまいました。
予定より少し早く午後の列車が下ってきました。下りは機関車を切り離して運材車+うんこタンクの単体でブレーキ操作だけで下ってきます。(写真拡大可)
本線荒川鉄橋下→荒川ヤードは逆勾配になるので機関車による引き上げになります。運材の時は重いので迫力がありましたが、うんこはそこまで重たくないのか、アッという間でした。(写真拡大可)
車庫にちょっと頭を突っ込んだ位置で停車。バキュームが吸い取り中。数年ぶりに会う顔見知りの方々と挨拶を交わします。丁度すぐ下まで屋久電のモーターカーが上がって来てるのが分かりましたが、ちょっと見に行ってる暇無し・・・
運材車上のうんこタンクの形式写真
乗り易いように角材がタンク下にぴっちりと並べられてます。
タンクは普段は別の場所に置かれてますが、連続運転となるので運材車に積んだまま車庫入れです。屋根の梁がギリギリ・・・
一通り作業が終了して収まった状態。
関係者が帰った後はバスの出発まで時間があるので適当に写真を撮ったり・・・
登山バスで安房に降りた後は屋久電線の起点、苗畑へも寄ってみました。
丁度、貨車&人車兼用車の車体更新が行われたばかりで21世紀に見る木造車!
後ろに置かれてるテント屋根を載せると人車となる訳で
ここにも知り合いの方がおられたので聞くところでは、もうすぐモーターカーが降りて来るとの事。先ほど荒川で見損ねたモーターカーのようです。
と言うものの、30分以上待って暗くなり始めた頃に、ようやく来ました。このような森の中の切通ですから、とにかく暗い
(写真拡大可)
屋久電のモーターカーは上流側にラジエーターが付いてるので、下りはバック運転という事になります。(写真拡大可)
苗畑の車庫に着くと燃料、水の補給、運行日誌記入・・・(写真拡大可)
屋久電の北陸重機製5t機関車、聞いた話では残念ながら今後使うことは無いとの事・・・
苗畑を後にして次に向かったのは屋久島入りのもう一つの大事な目的、Tさんの御焼香。I 林のご好意で御焼香する事ができました。山の主のような方で、山の事なら何でも知ってる方でした。
この日の宿は決めてなかったので、素泊まり3.000円の宿をリストアップして来たものを適当に電話して予約入れたら、この御焼香現場から1〜2分の場所だったのは偶然
安房の街中で夕食をとった後は、翌日も早いのと寝不足で出てきたので、シャワーを浴びたらあっという間に爆睡
続く
進攻作戦2
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2013年リスト
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