mixiユーザー(id:1335677)

2011年10月13日06:02

356 view

南方軽便鉄道攻略作戦2010 9 最終回

途切れ途切れ続けてきた2010年インドネシアツアーも、いよいよ最終回。


2010年9月4日 PM

ソロ市内SL撮影に思った以上に時間が取られてしまった事から、時間があったら訪問予定だったTasik mado(タシクマドゥ)製糖工場は今回はお流れ。ここは日本の9600型そっくりのSL(ナロー96と勝手に呼んでます)が走ってますが残念たらーっ(汗)
しかしタシクマドゥ工場に行かなければ夕方のジョグジャ発の飛行機までは時間が余るので、ソロ→ジョグジャカルタの道中にありながらSLが無い為にまともに見学した事がなかったGondang Baru(ゴンダンバル)製糖工場立寄りをリクエストしてみました。ここはさとうきび博物館が併設されていてSLも保存されている事や2010年から観光列車が走っているとの情報も掴んでいた為で、丁度良い道草です。

ソロ駅を後にして向ったのがパティック土産物店。パティックとはインドネシアの染物の布。同行者のリクエストとはいえ、今回の旅行で最終日にて初めての?観光らしい行動ウッシッシ
店を出て1時間程でゴンダンバル製糖工場に到着。門で入場許可をもらい機関庫の場所を聞いて工場の奥へ車で進みますが・・・静かです。残念ながら既に今シーズンの操業は終了してしまいDLも動かない状態でした。少なくとも今日は観光列車の運転も無いようです・・・涙 軌間は700mm。

フォト

工場の建物の窓にはめられていたブロック。イスラムチック??ほっとした顔

フォト

機関庫前のヤード。半分乾いた地面だったので何ともありませんでしたが少しでも雨が降ると深い泥になるようです。ローリーをトラクターで引っ張ってるからこうなったようで、最初は軌道が既に使われて無いのか? っと思ったほどです。

機関庫へ向けて歩き出して、ヒョイと横の社宅?の庭を見ると・・・

フォト

屋台形機関車(牽引車・・・と言うべきか?)が! エンジンは外されレールの無い?庭に置かれてました。初めてインドネシアを訪れた2000年頃に空ローリーを牽引しているところを撮影した事はありましたが、2回目以降に工場前を通りかかった時は再び見かける事が無かった珍機関車です。日本のファンの間で、もこの屋台機を知っている人は少ないようです・・・と言うか、SLじゃ無いから関心が無いのかな?

フォト

機関庫は廃車のSLだらけ・・・と言うのも、他と同じような風景です。

フォト

機関庫自体は鍵か掛けられてましたが鉄格子なので内部は覗けます。何故か8号機だけが整備された状態でした。観光列車はディーゼル機関車が牽引してますが、SLが牽引する計画があるんでしょうか?

フォト

工場搬入口の大屋根下にはDLが2台。左のぶどう色の機関車が観光列車を牽いているようです。動かないのだから・・・キャブ内やエンジンなどもじっくり撮影。

フォト

ローリー牽引用のトラクター、タイヤが1本外れてる・・・ 右奥は観光列車の客車。水溜りは雨ではなく水道?から溢れ出続けているものでした。

フォト

左は正門のレール・・・門扉レール。右が軌道で、軌間は同じかな?わーい(嬉しい顔) と思ったけど確か門扉レールの方が狭かったかとウッシッシ

フォト

正門すぐ横に保存展示されている1号機関車。新潟交通&最近の神岡鉱山カラーだっわーい(嬉しい顔)

フォト

スチームトラム。博物館や他で保存されてるスチームトラムとは違う形式。これはインドネシア国鉄と同じ軌間1067mm車です。

フォト

ドイッツ社製ディーゼル機関車。ボンネット内は天井いっぱいまでの大ストロークエンジンが。多分船舶用エンジンではないかと。

フォト

軌道自転車。

フォト

オレアン工場では現役だった(スチームウインチ)も、ここでは博物館入り。

フォト

プルウォダディ工場で見た大きなタイプのスチームエンジンも・・・

フォト

これは馬車。

フォト

展示車の近くに置かれてた荷車? 今回の旅行で最大の謎の車両ウッシッシ 一見しただけではリアゲートがあるので民間型ジープトレーラーのようにも見えますが、ランクル用のトレーラーもに似たようなのがあったと聞いた事があるし・・・私メ自身がトレーラーに対する知識をそんなに持ち合わせてないのであせあせ しかしリーフは外され軸受けはアングル材を介して付けられた鉄パイプ、牽引アームもオリジナルは切断されて鉄パイプで組まれた変な物に・・・牽引フックはありません。タイヤカバーも見ての通り鉄板を曲げただけのものが付いていてホイールも三菱J3系のものに見えるし、荷台には落ち葉が載せられていて荷台底のプレスレリーフの形状は不明・・・こんなの撮ってるのは私メだけ?ウッシッシあせあせ

フォト

最後に今回のツアーでチャーターした車、小型バスですね。ふそうトラックベースの改造車。

しかし博物館が併設されてるとはいえ動いてるものが全く無いにも関わらずゴンダン工場の聞いた入場料がめっちゃ高い! 入場料がUS $15 撮影料がRp.100.000(約¥1.000 当時のレートで計 約¥2.500) 現役工場でもこんなに高くはありません。海外では博物館でも撮影料は別というのはよくありますが、この料金の一部は管理人のフトコロ入りという感もたらーっ(汗)
今回じっくり撮影した事もあり、次回横を通りかかる事があっても立寄る事は無さそうですもうやだ〜(悲しい顔)
最後にスチームトラムの前でガイド、ドライバーも含めて記念撮影。

撮影を全てし終えてジョクジャカルタ郊外では土産モノを買うために大型スーパーに立寄り。と言っても外国人向けの土産物屋ではなく地元住民が使う大型ショッピングセンターで、インドネシアでも都市部近くにはこんなのがあります。客層も概ね小奇麗なので現地では金持ち層なんでしょう。入り口にはセキュリティーもいるので乞食みたいなのは入れないようです。土産物・・・と言っても行き先は食料品売り場。空港でも似たようなものが売っていますが、ここでは同じような物が空港の半額以下ですわーい(嬉しい顔)
ショッピングセンターから出ると地面が濡れてます。どうやらスコールが通ったようです。

ジョグジャ空港近くでちょっと早い夕食、今回のツアーでは一番高そうな?観光向けレストランで今回の撮影ツアー成功を祝って軽く打ち上げ。トロピカルドリンクなんかをいただいたり、「らしく」無いものをわーい(嬉しい顔)

空港前でガイド氏と別れて出発ロビーでは本屋で地図を見たり、ロビー内の売店で数年前、ここで買ったパイに当たったあせあせ(飛び散る汗)とか言いながら同じパイを見てたりウッシッシ

フォト

搭乗した飛行機が向ったのはバリ島、デンパサール国際空港

ここの空港は国内線ロビーと国際線ロビーが結構離れており、乗り換え時間が2時間しか無いので慌しく移動、出国手続きを済ませます。関西組は関空へ、東京組は成田へ向う為出発ロビーで関西組とも別れ土産物を軽く観た後、日付が変わる頃に搭乗、成田へのナイトフライトです。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2010年9月5日

成田には予定通りに到着。

フォト

空港ではいつも通り? シャトルも撮ってわーい(嬉しい顔) これも関空と同じように国際線を利用しない限り撮ったり乗ったりできませんからむふっ

帰宅は高速バスの方が楽ですが、数ヶ月前に営業運転を始めた成田新線を走る京成スカイライナーに乗車、最後まで「鉄」してますあせあせ

フォト

しかし160km/hは早い! 高速運転区間などアッと言う間に過ぎてしまいます。その後の都心部のカーブ区間のなんとノロイ事かウッシッシ 写真は日暮里駅。

いったん帰宅して軽く休憩した後、雑司ヶ谷鬼子母神近くで行われている知人のグループ写真展「鉄樂者」展へ、この日が最終日。インドネシアから帰国、写真展最終日に駆け込み・・・のパターンも実に3回目!ウッシッシ 

フォト

で、インドネシア旅行の閉めの写真は鬼子母神電停の都電わーい(嬉しい顔) ギャラリーに行くのlに都電は利用しませんが電停横を通るので、やっぱり?撮ってしまいますうれしい顔

写真展は毎回ナロー蒸気機関車がテーマなのでリアルタイムの現場から会場入りといった感? 何人かの知り合いも来場していたので宴会状態の雑談に入って終了時間後は片付けを軽く手伝って終了exclamation

9日間に渡るめちゃくちゃに濃い時間は無事終了しました。しかし撮って乗って走らせてと楽しいですが当たり前とは言えあの暑さ、やっぱり『修行』ですナわーい(嬉しい顔)手(チョキ)


  終わり



南方軽便鉄道攻略作戦2010 8
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1783081358&owner_id=1335677

2010年リスト
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=1335677&id=1940546569


14 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2011年10月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     

最近の日記