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2011年10月07日23:25

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南方軽便鉄道攻略作戦2010 8 

久しぶりのインドネシア日記再開わーい(嬉しい顔)

最近マイミクになった方も何人かおられるので我々のインドネシアSL撮影旅行の形態をちょっと書いてみます。
参加してるのは4〜6人のグループ旅行で航空券は旅行社を通して購入しますがツアーそのものは旅行社を通さないものです。知り合いなどを通じて現地ガイド(通訳)を雇い、このガイド氏に事前に訪問したい工場などを連絡しておき、工場入場撮影許可を取ってもらって途中のホテルの手配もお願いしておきます。インドネシアでは鉄道を撮影するといった趣味行為は無いので初めてのガイドだと頼む事を通訳こそしてくれますが「我々のやりたい事」が解らない為、交渉事などなかなかうまくいかず時間もかかってしまうので次回の訪問時のガイド氏は「我々のやりたい事・・・この場合は軌道列車等の撮影」が、だんだん解ってきてる同じガイド氏をお願いする事が多いです。今回は毎回お願いしてたガイド氏が頼めなかったので1990年代のRMインドネシアツアーのガイドもした事のあるZ氏でベテラン中のベテランと言えます。私が参加した事のある過去のグループツアーでも一度お願いした事がある方です。
現地での移動は終日チャーターした車で、だいたい10人乗りくらいのワンボックス〜マイクロバスが多いです。外国人旅行者向けなので冷房は付いてます。運転手は日本語が理解でき無いので何かお願いする時はガイド氏を通して伝えます。
最近のインドネシア旅行は京都の知人が立案、私メは声を掛けられて「ついて行く」方ですねあっかんべー

今回の旅行中でいつだったかはちょっと忘れてしまいましたが・・・メリチャン工場に向う途中だったかカニゴロ工場へ向う途中だったか・・・走行している旧ソ連製のGAZ69を見かけました。走行中のチャーター車内から目撃したのもで残念ながら写真は撮れませんでした。フィリピンのジープニーみたいにボンネット上に牛?のブロンズ像が幾つか取り付けられましたが・・・コレが走っているところは初めての目撃です。

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参考までに2008年Rejosari(レジョサリ)製糖工場で目撃したGAZ69 ソ連版JEEPに位置する車。


2010年9月4日
長いようで短かった撮影旅行も今日が最終日、午前中はソロのSLに乗って撮って、午後は時間があればタシクマドゥに寄り、夕方過ぎにジョクジャ空港からバリ・デンパサール空港に飛び深夜に成田行きの帰国便に搭乗予定です。

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ソロ郊外のホテルは大きな街のホテルらしく立派で、こんなプールもあります。建物はビルではなく、せいぜい2階程度のコテージが並んだものです。

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他のホテルもそうですがフロントロビーは壁の無い吹きさらし?状態です。その為クーラーもありませんが風が通るので結構快適です。

さて午前中のソロチャーターSLはインドネシア国鉄支線の1駅間を往復走るもので軌間は国鉄と同じ1067mm、日本のJR線等と同じです。支線の走行区間の半分以上は街中、しかも交通量の多い併用軌道で普段でも1日1本程度の定期列車の走っているところです。機関車はC1218、アンバラワ鉄道博物館(Ambarawa Railway Museum)で胴体保存されていたものを2009年の秋からソロの支線で古典客車と共に運転されるようになったものです。定期運行されるのは日曜日のみで乗客がいないと運休・・・というものだそうで、運賃もこのSL列車のみの特別運賃と聞いてます。それ以外に運行を頼む時はチャーターとなり、そのチャーター料も結構高いですが実際に現場を見ているとある程度納得させられるところもあったり・・・ウッシッシ 我々の行った日は日曜日では無かったのでチャーターとなりましたが、その代わりと言っては何ですがあちこちでのフォトランが可能となりました。本日帰国へ向けてという事もあるので、ちょっと早めの朝7時からのチャーターです。

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ホテルを出発して7時頃にソロ駅に到着。写真は改札、出札口。

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そのままホームに出るとこんな感じ。たいへん綺麗です。

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駅の転轍機。横に立ってるアロハ?のおじさんも職員です。窓からカメラを向けると「どーぞ」ってな感じでニッコリあっかんべー

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ところが本線を渡ったところの別方向ホームは改修工事がされ味気ないものになってしまってました。去年のネットでの写真では歴史観のある味のあるいい雰囲気だったのに涙 それにホームも狭くなってしまったようです・・・その分増線したようですが。写真はたまたまやって来た本線列車。カメラを向けると機関士はニッコリして手を上げるのは万国共通のコミュニケーション目がハート 左に我々がチャーターしたSL列車が出発スタンバイ中指でOK

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ソロ駅を出発して数分で併用区間に出ます。走る車を遮断してヌ〜〜ッと現れるSLは何とも現実離れしていますウッシッシ

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列車の後を追いかけてくる自転車。ゆっくり走っているので充分付いて来れそうです。

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チャーター列車なので基本我々だけですが、関係者家族らしい人も何人か乗車しています。この若いお姉サン達は珍しく撮影に応じてくれましたハート達(複数ハート)

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街中でのフォトラン開始! こんだけ広い道が一方通行で、丁度大阪の御堂筋みたいな感じです。そんな場所を併用軌道上をSLがゆっくり走ってくる・・・あまりに現実離れした風景に思わず笑いがこみ上げてきますわーい(嬉しい顔) 1980年頃までは、インドネシアの街では普通に見られる風景だったようですたらーっ(汗)

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乗り込む時も撮影会わーい(嬉しい顔) 併用区間を走る為かと思いますがキャブ横に赤い回転灯が取り付けられています。

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広場&交差点を通る列車。建っている像は独立戦争の英雄だそうです。

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街中でのフォトランや交差点通過時には警官が交通を遮断したり誘導したり・・・この手間を思うとチャーター料がある程度高いのも解る気が・・・あせあせ

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ポイントマン的な警官とバイク。海外でこーゆーの(警察官など)は撮影し難い事が多いですが、ここでは堂々とハイポーズ指でOK

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広場から先は道も若干狭くなり、そこからは露天市場の軒先を走ります。

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その一角で古いトラックめっけ。COLTとあるけど日本のハイエースかな?

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通りかかったバス。これも結構古い方かと。

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市場内をもう一回押さえて・・・

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併用軌道から専用軌道に入ったところ。住宅のすぐ横を走ります。

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列車が止まると、ワラワラと住人が集まってくるのは、どこも同じようでわーい(嬉しい顔)

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専用軌道区間に入ると数百メートルでチャーター列車の終点、コタ駅に到着。早速給水作業に入ります。ソロからの距離は5〜6km程度ですがフォトランをくり返したので既に出発から2時間弱が経過してました。

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その間の客車の様子・・・ウッシッシ この客車も製造から100年は経つ古典客車です。

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ソロ コタ駅舎。誰も注目してないけど、一応撮ってみたほっとした顔

駅構内の線路は多くの鉄枕木が使われており、一見古い軌道に見えますが枕木の刻印が1977年と意外に新しいものでした。
ソロ駅への戻りは機関車が逆向きになるのと時間が押してしまってる事もあり、フォトランは出発と到着の2回程度に押さえる事に。

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機関車が逆向きになると、客車内からは機関車がこっち向いてるので、結構迫力?あります。

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支線が本線と合流するあたり・・・ソロ駅の外れくらいの場所です。

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その周りの壁に描かれてたラクガキ。何か分けのわからんもんに銃を向けてるのはインドネシア版のヒーローかな?わーい(嬉しい顔)

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インドネシア版ドクロ。オレアンやメリチャンで見かけたドクロラクガキに似てる?ウッシッシ

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SL列車が駅に到着すると、すぐに支線に行くの定期列車が入線してきました。どうも我々のSL列車が戻ってくるのを待っていたようで、既に予定時刻を過ぎているようですあせあせ が、そこはインドネシア流でダイジョウブ??ウッシッシ

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支線定期列車機関車の入れ換え中。隣りには側線退避中のSL列車。

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その撮影してる足元にはバラバラのクロスポイント部材が転がってます。かってはここから専用線が延びていたらしい跡が構内端に見えました。

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ベレー帽を被った軍関係者らしい二人連れが横を通りかかったので撮影して良いか?とゼスチャーしてみたけどダメとの事。外国ではむやみに軍を撮れませんから・・・ でもどうしても撮りたかったので遠めで後を望遠でウッシッシ しかも解りにくい?ビデオのスチール機能あせあせ 肩から折りたたみストックのAK47を下げていましたが、遠いのと一人は柱の影に隠れて何だか解らないものにあせあせ(飛び散る汗)

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こうしている間にも本線列車が次々に到着、出発していきます。変わった顔のディーゼルカーだ・・・と思ってたら、正面だけリニューアルされたっぽい車両。

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インドネシアでは標準的なGMの電気式ディーゼル機関車の列車。


ソロのSL列車撮影後は時間があったらTasikmado(タシクマドゥ)製糖工場へ行く予定でしたが残念ながら今からでは寄って行く時間は足らないという事でお流れという事に。しかし直接ジョグジャカルタ空港に向うには時間が余るので、ジョグジャに向う道中にあるGondang Baru(ゴンダン バル)製糖工場に寄ってみようという事になりました。ここはジョグジャに向うメイン道路沿いにあってさとうきび博物館も併設されてますがSLを使ってないという事からか、ゆっくり見たことが無かったので時間が取れるなら寄って見ようという事になりました。まぁ、私メのリクエストでもあったんですがウッシッシ


続く


しかし・・・日付け確保してから終わったのは18時間後・・・途中眠くて寝ちゃったからなぁたらーっ(汗) 仕事もしてるしウッシッシ


南方軽便鉄道攻略作戦2010 9
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