何か急にミクシィのフォトアップローダーが使えなくなったぞ??
別手段で写真をアップして・・・
前攻略作戦6の続き。
2010年9月3日 その2
プルウォダデイ製糖工場での午前中の撮影は2時間ほどでひとまず終え、そこから車で30分ほどのSoedhono(スッドノ)製糖工場へ移動します。
スッドノは軌間600mm、ここも軌道は積み込みヤードから工場ヤードまでの約300m程の輸送のみ。普段はDLのみの運行ですが数年前からSLが何台か整備されチャーターすれば走る状態になり、今回は1台チャーターをする事にしました。チャーターリクエストはフォーニーの6号機。
スッドノ工場の訪問は久しぶりで6〜7年ぶり位かなぁ・・・前回来たのははSLが火を落とした直後くらいでした。普通はSLが火を落とすと訪れませんが、確か当時の同行者の強い?リクエストがあったからだと記憶してます。
たまたま走ってきた自転車タクシー ベチャ。後は機関庫。
入り口で入場の手続きを終えて道を挟んだ積み込みヤード前の機関庫前に行くと3号機が煙を上げて我々を待っていました。
リクエストの6号ではありませんでしたが、3号機も実に整った形をしており色を黒にすれば日本にいても違和感の無い形態です。3号機は1913年ドイツ コッペル社製。わざわざロッドが下になるように移動してもらって撮影・・・チャーターは強い
しかし、なぜかピストン、ロッドの類までペンキが塗られてます
ふつーは、ここはペンキ塗らないんですが
撮影してる横を好ましい小型DL2号機が空ローリーを引っ張って走り回ってます。1号機も同型ですが今回は見かけませんでした。
インドネシアでは最も好きなDLの一台で、これの為だけに来ても良いくらい
残念ながらメーカープレートが見当たらず、手持ちのDLリストにも漏れているのでメーカー不明です。何故かヘンシェル製と思ってましたが・・・
3気筒空冷ディーゼルエンジン。
積み込みヤード内の積車ローリーの移動はトラクターがやってます。移動後に機関車が連結されて工場ヤードへ出発していきます。
走りを撮影する前にチョイと機関庫で道草。チャーターできなかった6号機などを撮ります。一見テンダー機に見えますが後部まで一体になったフォーニータイプの機関車です。
積載ローリーを連結していよいよ撮影開始です。まずは出発!
・・・といっても短い距離の間にすぐ止めて撮影会
モスクをバックに。
そんな短い走行区間の間にも廃車機関車が放置されてます。
工場ヤード入り口で出てきた女学生とすれ違う・・・真ん中の女の子、手にしてるのは日本の団扇!
「ウチワ」って話してみたけど解らなかったみたい
工場ヤードで撮影したら積み込みヤードに戻って、もう一度走行をリクエスト。
今度は少しアングルを変えて・・・田圃横の休憩小屋から。
列車が走り去った後では線路に落としていったさとうきびを回収する回収隊?がいます。
再び積み込みヤードへ戻ったところでDL積載列車の出発のために横に待機。
機関庫前のフルトレーラータンクローリーは糖蜜を運ぶ。
3号機も機関庫横に収まり午前中のミッションは終了。
午後も撮影するつもりでいましたが、午後は無理だという情報が。何でも一番忙しい時期で撮影の為にあまり余計な事をしてる余裕が無いんだとか・・・そー言えば2回目の走りのリクエストを欠けた時、機関士が「えっ?」てな顔?をしたと思ったけど。それでもチャーター料が変わらない?のも少しふに落ちませんが、まぁ撮りたいものは撮ったので良しとします。
突然夕方まで時間が空いてしまったので、それならマデウン近くの別の工場へ行こうということになり、向ったのがKanigoro(カニゴロ)製糖工場。ここのSLの走行区間は工場への積載ローリーの押し込みのみと更に短く、1時間に1回くらいしか動かないところです。
カニゴロ工場はスッドノ工場から車で1時間ほどで到着。軌間は700mm。
正門の真ん前が工場内にさとうきび搬入するクレーンとコンベアー
事務所で入場手続きをしてSLのいる工場ヤードへ向います。
木陰に止まってたのは11号機 1922年ドイツ コッペル社製。動く気配もなく止まってるいろんなアングルを撮ったり用水路で水浴びする現地人を眺めたり・・・暑う・・・
暫くしたら動き出し、ローリーを押し込んでます。
その後、単機で機関庫へ行き・・・
給水の後、燃料の薪の積み込み。右が現役の11号機で左は廃車体。
機関庫内も廃車のSLや修理中のDL、そして燃料の薪の山
中は暑くダレかけてるので入り口からの撮影だけでオシマイ
機関庫横にいたトヨタの現地生産トラック。
ヤードに戻って暫くしたらもう一度押し込み。
変化の少ない走りを観た後、そろそろ夕方のプルウォダデイ工場へ戻ろうという事になりカニゴロを後にしました。帰りがけに積み込みヤードのDLを観てみましたが、こちらも動きは少なそうでした・・・ それでも工場ヤードは積車がいっぱいだったので、工場の処理能力が追いついてないのかな?
プルウォダデイに向う途中で車の前を走っていたバスに描かれてたF15?? 良く観たらスリーダイヤも・・・ふそうのバスだっ
この後、『攻略作戦 6』 の、プルウォダディ 夕方編に続きます。
続く
南方軽便鉄道攻略作戦2010 8
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