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2011年07月31日23:19

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南方軽便鉄道攻略作戦2010 3

2010年8月31日
今日の訪問地は一昨日に行ったOlean(オレアン)製糖工場。
近年では数少ない蒸気機関車が定期的にフィールド(畑線)へ出ることで知られていた事から、我々もオレアンを訪れる時は毎回2日間を確保していました。が、2009年はさとうきびの不作とかでディーゼル機関車のみで運べると言う事でSLは工場内の入れ換えしか行っておらず、チャーターするとフィールドへ出たと言う情報でした。2010年はSLの燃料の薪が高騰しているとかでSLは使いたがらず、状況は2009年と同じ状態でした。工場内入れ換えだとSLは1両しか火を入れてません。
さて、この日もチャーターによりフィールドへ出る手筈になってますが、同じ機関車ではつまらないので、もう1台の稼動車 4号機をチャーターします。

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シツボンドで泊まったホテル。地方の街のホテルで、シツボンドでは一番良いクラスのホテルのようです。シャワーもお湯がちゃんと出るしわーい(嬉しい顔) 鉄チャンのハイシーズン、7月下旬頃はいろんな国籍の鉄チャンが同じホテルに泊まってますが、今回は我々だけです。

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ホテルから車で15分、入場手続きをして機関庫前に着くと協三製DLがいつもと変わらずアイドリングしてます。

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機関庫内は入れ換えに動く1号機と我々のチャーターする4号機関車の2台が圧力をあげていました。機関庫内は煙たいけど朝の光が綺麗です。

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機関庫奥には予備者やら廃車のSLが何両も。

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まずは燃料の補給に向います。途中のポイントが修理中。

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燃料の薪を積み込む場所。2台のSLが煙を上げてるのは久しぶりかも?

薪を積み終え空ローリーの編成を組むと我々はSLのテンダーの薪の上に乗り込み午前の空ローリー送り列車の出発です。

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2日前と同じように時々畑や田圃の中で撮影をしながら・・・

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後から見た機関車のカオ。

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集落近くでは子供に手を振りわーい(嬉しい顔) ゆっくりとした走りなので手を振りながら写真も撮れます。赤ちゃんを抱いているのは若いお母さんなのかお姉さんなのか・・・?あせあせ

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田圃の中で90度向きを変える大カーブ。

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収穫場所は2日前と同じ。収穫線機関車(水牛)は、相変わらず怯える・・・と言うので少し離れた場所から。

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畑の中に作業軌道が見えるだけでも200〜300m以上は続いてます。泥の上に軌匡が置かれてるだけなので、左に見える線路は・・・もう波打ってますウッシッシ

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空ローリーを収穫作業線に送り込んだ後、SL単機で工場に戻るのか・・・と思ったら・3両ほどの空ローリーが機関車の前に残ったまま・・・ 何でも撮影の為のサービス?らしいんだけどSLの前だど邪魔なので、こんなの残さないで欲しかったなぁあせあせ

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田圃の中には、このような休憩用の日陰小屋が時々建ってます。

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SLの走行中、機関士にゼスチャーで運転させてくれ、をやるとうまく通じてOK。1912年ドイツ コッペル社製4号機関車のハンドルを握り汽笛をならして畑の中を走行していきます。機関士は・・・傍らに座って外を葉が眺めています。同行者の交代申し出も無かったので、そのまま工場近くまでの数キロを運転しましたわーい(嬉しい顔)指でOK

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工場手前で下車して工場内へ入場していくシーンを撮影。花はハイビスカス??

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出口付近の線路横には収穫線の軌匡を分岐させる時に使うポイントが、まるで模型の線路のように置かれいます。

戻った頃が丁度お昼過ぎなので機関士は昼休み、我々も車(マイクロバス)の中でカロリーメイトの昼食。
機関庫近くの建物内、何度も外側は見てますが、今回何気に中を見てみると使われなくなった車が何台か置かれていました。その中の1台が・・・

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なんと三菱20系ジープ。今回のインドネシアでは唯一確認できたJEEPでした。

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その他にも複数のトヨタ ランクル40系。FJなのでガソリンエンジン車ですね。

午後は収穫地に積載ローリーを取りに行く為、SL単機で現場に向います。

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現場に到着すると、丁度収穫線から積載ローリーを牽いた水牛列車が引き上げられてきました。もうちょっと早く気付いたら順光位置まで行けたのにウッシッシ 写真撮ってると、やっぱり水牛、怯えてたがく〜(落胆した顔)
これが収穫線からの最後の引揚げだったようで、ローリーの連結を確認すると工場に向けて積載列車の出発です。

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途中でこんなんもやってきて・・・脱穀機の動力をそのまま走れるようにした脱穀車と言うんでしょうか?わーい(嬉しい顔)

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列車は重いので、ゆっくりと走っていきます。

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まもなく畑の中で日没、今日のラマダンも終了です。

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工場の入場を撮ろうと思ったら列車の加速時、物凄い火の粉を吹き上げて走っていきました。

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日もとっぷり暮れた工場の計量所の明かりを利用してバルブ撮影。


これで3日間お世話になったシツボンドの街ともお別れ。少し西に進んだ翌日の訪問地、スンボロ製糖工場の近くの街、jemberlorへ移動です。途中の適当なレストランでちょっと遅い目の夕食。そんなに混んでなかったと思ったけど・・・街のホテルに到着したのは22時も回ってたかなぁあせあせ


 続く


南方軽便鉄道攻略作戦2010 2
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南方軽便鉄道攻略作戦2010 4
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