mixiユーザー(id:1335677)
2010年05月21日23:55
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屋久島 最後の運材 2009年 ２
１２月１５日
この日の予定は運材1往復のみと聞いているので、引上げ列車も乗り下げ運材も撮影チャンスは1回のみ。ちょっと緊張するな？
筋肉痛は心配するほどおきてない様で・・・
いつものように暗いうちから民宿を出発、朝昼用弁当をＧＥＴして６時過ぎには荒川到着。朝弁してから出発、前日と同じ場所での撮影はツマラナイので別の場所・・・とロケーションしながら歩きますが、朝の引上げ列車は夜明け頃、しかも今日は曇っているので少しでも明るいところで・・・となります。荒川から歩いて30分くらいの小杉谷集落跡の少し先で待つ事にしました。
時々縄文杉へ向うグループが通過する静かな森の中で待つ事しばらく・・・低いディーゼル音がまず聞こえ、だんだん音が大きくなるとフッと木陰から現れます。しかし暗い
列車が通過していった後、上流の積み込み土場に向って歩いて行きます。2km強で土場到着・・・ですが積み込み作業をしているはずが何か変？ ウインチのエンジン音が聞こえてきません。
聞けばウインチのバッテリーが充電されていなかったらしくバッテリー上がりでウインチのエンジンが掛からないとか（ダイナモ不良か配線の接点不良)。機関車のバッテリーを外して（でかいので重い)繋げますが、何故か掛かりません。
そのスキに作業中は危険で近寄れない場所から機関車を入れ込んでの撮影に励み・・・
しかし取り替えたバッテリーも上がりだした事から、一旦機関車に戻して少し走らせて充電することとなりました。充電するだけなら走らせなくてもエンジンをふかすだけでもできますが、ま、走る方が楽しいので
で、臨時列車？が走る事になりましたが、こんな例は初めての遭遇なので、段取りが解りません。
見ていると運材車を２両繋げたまま下りだしました。んでもって、この写真は後ろ打ち。制動と脱線のリスクから下りは必ず1両づつにしてるので、屋久島の林鉄で連結したまま下って行くのは初めて見ました。
戻り（上り)列車を木橋の所で撮ろうと準備してると従業員の一人が走って来て、｢列車どこまで行った？」「ずーっと下って行ったけど・・・」 聞けば無事ウインチのエンジンが掛かったので知らせようと追いかけてきた訳ですが（山中は携帯通じません）・・・結局2km以上追っかけたそうです、後で聞いたら。
で、戻りは2010年春までに鉄橋へ架け替えるという木橋の所でＧＥＴ。
ウインチが動き出し、索道での作業が始まると、まずは土場内の土埋木の移動です。
沢をわたった場所にある土場というのも、今回初めて見に行ってみました。索道で積み込み土場へ土埋木を移動してますが、吊られた土埋木を索道フックでパズルのように操り複雑な地形をかわして積み込み土場へ運んで行きます。あっちこっちの岩や立ち木などにドカドカ当ってるのでちょっと恐い。
移動が一段落したところでお昼、皆で一緒に弁当を食べます。
昼食後、土場の少し上にあると聞く古い廃線跡を見に行こうかどうか考えてると、道が解り難いからと、一人の従業員が案内してくれる事に。知らなければ解らないような踏み跡道を進むこと10分弱・・・
見えてきたのは小さな尾根を周り込む線路跡。戦前くらいの大変古い作業軌道跡だそうで道床以外、枕木等は朽ちたのか全く見当たりません。
こんな感じで森の中を進んでます。屋久島で見る久しぶりの未経験完全廃線跡です。
軌道跡はすぐ２方向に分かれ、片方はすぐにインクラインに、もう一方も随分上っていったところでインクライン（跡)に出るそうですが道もない森の先なので、とりあえずこの周辺だけを見て引き返します。見た距離は50mもあるかどーかでしたが、地図に全く載った事が無い忘れ去られた軌道跡は、ある意味新鮮でした。
土場へ戻ると運材車の積み込み作業をしています。写真は積み込んで本線上の待機場所へ移動中。
出発時間を聞いて乗り下げ運材の撮影場所へ移動です。
で、本日ワンチャンスの運材写真。
撮影後、ダッシュして（でも歩き)荒川へ戻ると、最後の積替えに何とか間に合いました。
積載トラックが出発するのを見送って我々も荒川を出発、安房手前の屋久杉自然館に立ち寄り、保存機関車を撮影。もう何度も同じモノは撮っていますが、一応押えておこうという訳です。
撮影してから屋久電の苗畑へ軌道の状況を見に行くと・・・チョッと前に山からモーターカーが帰ってきて燃料補給などの整備中。
屋久電軌道の情報はなかなか得られないので、運転手氏からいろいろ運行状況等を聞きます。偶然ながらちょっと嬉しいサプライズでした。
夜はいつもの尾の間温泉に浸かり、夕飯を食って宿に着いたところで本日終了。
続く
屋久電の出来事、日をカンチガイしてたので、書き直してます。そりゃ半年近くも経つと・・・
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この日の予定は運材1往復のみと聞いているので、引上げ列車も乗り下げ運材も撮影チャンスは1回のみ。ちょっと緊張するな？
筋肉痛は心配するほどおきてない様で・・・
いつものように暗いうちから民宿を出発、朝昼用弁当をＧＥＴして６時過ぎには荒川到着。朝弁してから出発、前日と同じ場所での撮影はツマラナイので別の場所・・・とロケーションしながら歩きますが、朝の引上げ列車は夜明け頃、しかも今日は曇っているので少しでも明るいところで・・・となります。荒川から歩いて30分くらいの小杉谷集落跡の少し先で待つ事にしました。
時々縄文杉へ向うグループが通過する静かな森の中で待つ事しばらく・・・低いディーゼル音がまず聞こえ、だんだん音が大きくなるとフッと木陰から現れます。しかし暗い
列車が通過していった後、上流の積み込み土場に向って歩いて行きます。2km強で土場到着・・・ですが積み込み作業をしているはずが何か変？ ウインチのエンジン音が聞こえてきません。
聞けばウインチのバッテリーが充電されていなかったらしくバッテリー上がりでウインチのエンジンが掛からないとか（ダイナモ不良か配線の接点不良)。機関車のバッテリーを外して（でかいので重い
)繋げますが、何故か掛かりません。
そのスキに作業中は危険で近寄れない場所から機関車を入れ込んでの撮影に励み・・・
しかし取り替えたバッテリーも上がりだした事から、一旦機関車に戻して少し走らせて充電することとなりました。充電するだけなら走らせなくてもエンジンをふかすだけでもできますが、ま、走る方が楽しいので
で、臨時列車？が走る事になりましたが、こんな例は初めての遭遇なので、段取りが解りません。
見ていると運材車を２両繋げたまま下りだしました。んでもって、この写真は後ろ打ち。制動と脱線のリスクから下りは必ず1両づつにしてるので、屋久島の林鉄で連結したまま下って行くのは初めて見ました。
戻り（上り)列車を木橋の所で撮ろうと準備してると従業員の一人が走って来て、｢列車どこまで行った？」「ずーっと下って行ったけど・・・」 聞けば無事ウインチのエンジンが掛かったので知らせようと追いかけてきた訳ですが（山中は携帯通じません）・・・結局2km以上追っかけたそうです、後で聞いたら。
で、戻りは2010年春までに鉄橋へ架け替えるという木橋の所でＧＥＴ。
ウインチが動き出し、索道での作業が始まると、まずは土場内の土埋木の移動です。
沢をわたった場所にある土場というのも、今回初めて見に行ってみました。索道で積み込み土場へ土埋木を移動してますが、吊られた土埋木を索道フックでパズルのように操り複雑な地形をかわして積み込み土場へ運んで行きます。あっちこっちの岩や立ち木などにドカドカ当ってるのでちょっと恐い。
移動が一段落したところでお昼、皆で一緒に弁当を食べます。
昼食後、土場の少し上にあると聞く古い廃線跡を見に行こうかどうか考えてると、道が解り難いからと、一人の従業員が案内してくれる事に。知らなければ解らないような踏み跡道を進むこと10分弱・・・
見えてきたのは小さな尾根を周り込む線路跡。戦前くらいの大変古い作業軌道跡だそうで道床以外、枕木等は朽ちたのか全く見当たりません。
こんな感じで森の中を進んでます。屋久島で見る久しぶりの未経験完全廃線跡です。
軌道跡はすぐ２方向に分かれ、片方はすぐにインクラインに、もう一方も随分上っていったところでインクライン（跡)に出るそうですが道もない森の先なので、とりあえずこの周辺だけを見て引き返します。見た距離は50mもあるかどーかでしたが、地図に全く載った事が無い忘れ去られた軌道跡は、ある意味新鮮でした。
土場へ戻ると運材車の積み込み作業をしています。写真は積み込んで本線上の待機場所へ移動中。
出発時間を聞いて乗り下げ運材の撮影場所へ移動です。
で、本日ワンチャンスの運材写真。
撮影後、ダッシュして（でも歩き
)荒川へ戻ると、最後の積替えに何とか間に合いました。
積載トラックが出発するのを見送って我々も荒川を出発、安房手前の屋久杉自然館に立ち寄り、保存機関車を撮影。もう何度も同じモノは撮っていますが、一応押えておこうという訳です。
撮影してから屋久電の苗畑へ軌道の状況を見に行くと・・・チョッと前に山からモーターカーが帰ってきて燃料補給などの整備中。
屋久電軌道の情報はなかなか得られないので、運転手氏からいろいろ運行状況等を聞きます。偶然ながらちょっと嬉しいサプライズでした。
夜はいつもの尾の間温泉に浸かり、夕飯を食って宿に着いたところで本日終了。
続く
屋久電の出来事、日をカンチガイしてたので、書き直してます。そりゃ半年近くも経つと・・・
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