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2009年11月23日08:17

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第一次満州軽便攻略作戦 4

3より http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=1335677&id=1343234984

3月26日
この日の目的地は遼東半島の東側、皮口塩場。前日と同じように中国版地図に鉄道マークは描かれているものの、どんな軌道か、現在でも走っているのか行ってみないと解らないと言う場所。

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ホテルの前に建ち並ぶ中国版星型棟。ホテルの部屋の窓から。

前日の約束通りにチャータータクシーが来ていたのでそれに乗り込み半島を横断するような形で東に向います。1時間ほど走ってある集落を抜けたところで道路がダートに。だんだん狭くなりますが丘を下ると塩田の端に出ました。どうやら脇道のような場所から塩田に出たようです。すると間もなく踏切に差し掛かりました。ナローです・・・しかし、列車の走っている形跡はありません。レールも一部が泥に埋まっています・・・もうやだ〜(悲しい顔) しかし前日のような例もあるので諦めません。残念ながら集落が無いので人に聞く事が出来ないので、平たい塩田を眺めて何か見えないか探します。すると遠くに箱状の物が並んでいるのがみえます。何となく列車にも見えるのでそこへ向う事にしました。近付くにつれ別の列車も見えてきました。間違いなく運用されている塩田軌道です。

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見えてきたのは保線の為のミキストです。停車していてすぐ横では保線作業をしています。左奥に見えているのが最初に発見した箱状の列車。

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機関車は何とも言えない古風なデザインのウッシッシ B型ディーゼル機関車。軌間は中国の炭鉱軌道以外では珍しい610mm。しかしこの顔つき、何となく西大寺鉄道の単々型気動車を連想してしまって仕方ないのですが・・・そっくりではないのですが何故でしょうあせあせ

保線は当然人力のよるもので、枕木は自然石を使った枕石?です。最初に見つけた箱状の列車は本線から支線に入った所に置かれている箱型タンク車郡でした。しかし本線へのポイントは切られているので使われていないようです。そしてその支線(というか引込み線?)の奥が面白い・・・

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海が近いなんてもんじゃない・・・塩田内ですが限りなく海面差0cmに近いたらーっ(汗)

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う〜ん・・・正に海中線路わーい(嬉しい顔) 振り返っているのでタンク車郡が小さく見えています。

この付近も一通り撮影したので別の獲物を求めて線路沿いにタクシーを進めます。昨日の塩田とは違い列車の走った痕跡が少なく、あまり列車が走っていないのかもしれません。塩列車は走っているのでしょうか・・・とりあえず遠くに見えている塩の山を目指します。すると別の列車が見えてきました。

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今度は塩列車でした。しかも人力積込みあせあせ こりゃ大変そうだし時間もかかりそう・・・
貨車は木造箱型の2軸単車です。

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ちょっと離れた場所に機関車も止ってました。最初はナニを撮ってるんだという顔つきでしたが、ガイド氏が説明するとあっさりOK。聞けば積載している周辺の軌道は最近新設したものだとか。確かに軌道が綺麗です。必要に応じて先に伸ばすような事を言ってました。ここの塩田は状況に応じて敷設、撤去を繰り返しているようです。機関車の中を覗くと・・・

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こんな写真が貼り付けられていますわーい(嬉しい顔) 一部が木造なので半鋼体車というところでしょうか。

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塩田の中を行く本線から分岐した線路。実は終点がどうなってるか見てみたかったのですが、そこまでは時間が無いので残念ながら未確認。たぶんプッツリ線路が切れてるだけとは思いますが。

当分動きそうもないので、とりあえず工場方面を見に行く事にします。聞いた道を進んで行くと暫くしてから本線と沿って進んでいきます。

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すると見事な木橋が現れましたが、残念ながら廃線になった支線のものでした。

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精製工場数年前に操業を止め、廃墟になってました。
その横を少し行くと国鉄線との連絡駅&機関庫です。ここは小さな集落があるので、とりあえず昼食。

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立ち寄った食堂も前にあった国鉄線踏切り小屋。

その後積替え駅の周りの塀沿いに見て行くと何故か門のカギが開いてます。

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中に入って少し撮ってから(これ、基本手順デスウッシッシ)、敷地内の人に声をかけたのですが追い出されてしまいました。先に撮っておいて良かった手(チョキ) 旧ソ連製タイプの標準L型DLです。

外からではあまり撮れるものも無いので、再び塩田に戻ります。

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先程の保線列車の所へ行くと多少位置がずれていますが、やはり保線を続けています。

ここを撮影してから、この先の線路をだどって走って塩を積込んでいる現場まで行って見ることにします。しかし暫く行ったところで線路は分岐、走っている形跡のある線路の方は沿った道が無く、道路沿いの線路はその先は使われていないようで泥に埋っているところも見えます。仕方が無いのでUターン、再び保線列車の横に来ました。すると別の列車が来ました。

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塩田内のポンプ小屋(たくさんある)にポンプを配給している列車でした。ポンプは使う時だけ小屋に設置するようです。塩の錆対策ですかね。

しかし先程の保線列車のところで支えてしまい先に進めません。保線も止めないので暫く待ちぼうけ。機関車を撮影してたら手招きされたので暖かい機関車に乗せてもらい、動き出すのを待ちます。いろいろ話し掛けられるけど、やっぱりわからんウッシッシ ガイド氏は車だし。

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やっと保線列車が動き出したので私も機関車を降りて撮影。連続列車のようになってます。

列車が行ってしまったので、再び塩列車の所に向うと・・・少し様子が違う・・・積込んでいる貨車を一部残して列車が発車しているのが見えます。時間から見ても今日の列車はこれ1本のみ、逃す訳にはいきません! 塩田や工場なをうろついている時に地図も作りながら来たので大まかな道路と軌道の関係は判明しています。列車のスピードは・・・? タクシーをUターンさせ、あわてて撮影ポイントに向います。

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1発目! それなりのスピードですが、タクシーなら追い撮りか可能そうです。んでもって列車を追い越し2発目! 余裕で行けるexclamation ×2

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先回りして・・・保線ミキスト列車にも追いつきます。ポンプ列車は凄い勢いでウッシッシ 走っていったので追いつけませんでした。

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続いて塩積載列車。

もうワンチャンスと列車を追い抜きウッシッシ

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保線ミキストと

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塩列車でラスト! 

この後列車は積替え工場に入っていくのを見送りました。たった1列車でしたが何回も押えれたので概ねOK指でOK
この日も瓦房店の同じホテルに泊るので来た道を戻りますが、昼間うろうろしたお蔭で塩田のメイン道路がわかったので、行きの時のような狭いダート道は通りません。

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ホテルにはまだ明るい時間帯に到着したので、部屋の窓からフロントエンジンバスなどを撮影。

近くの食堂で夕食の後、雑談後は爆睡わーい(嬉しい顔)

明日は遼東半島の西側のN編集長ブログで有名になった塩田軌道へ向います。

つづく 5
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