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2009年09月13日23:42

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富士総合火力演習夜間演習

さて夜間演習の日は昼間とは別の日、２９日土曜の再出撃となりました。
実は２５日にいにしえさんから夜間演習の券もあるヨ・・・との話でしたが、前日記に書いた通り夜は同窓会の予定が入っていたので泣く泣く

２９日はお昼過ぎに出発、２５日と同じ同士道⇒山中湖経由のルートをとりましたが、出発時はよく晴れていたのに山中湖ではまたもや雨・・・でも夕立のようだったのでヤマを下りると止みました。集合場所の南御殿場では、多少の行き違いがありましたが昼間演習見学組みとも無事合流、会場に向います。
夜間演習の見学は初めてなので、どーゆー流れかも興味があります。
現場到着は１７:００頃。駐車券が無いなぁと思ったら、そもそも夜間の駐車券は存在しないそうで、会場横の駐車場に到着した車からどんどん詰めて駐車していきます。従って夜のバス輸送はありません。観覧席も一般見学者は雛壇席の片隅のみで、そこも到着順に手前からどんどん詰めて着席していく方式で、雛壇席の上段か下段かは選ぶ事は出来ず、どこに座るかは運でした。夜間のシート席は立ち入り禁止、他の大半の雛壇席は他の駐屯地からの隊員用に確保されており、夜間演習そのものはあまり一般的に開放というわけではないようです。売店も開いているのはヤキソバなどを売っている１箇所のみ、そこも見学自衛隊員が長い行列を作っている状態です。
暗くなる前にＪＥＥＰ狩り

と会場周りをうろつきます。

警務隊ＪＥＥＰが増強してます

　殆どがＪ23Ａで、現在ここまでまとまって見れるところは少ないでしょう。こんなのを撮ってたら「白ジープに興味があるんですか？　先ほども古いジープで来られていたようで・・・｣と警務隊から声をかけられ、しばらく談笑したりも。
２５日に見かけたＪ２４Ｍ(無反動砲搭載ＪＥＥＰ)は残念ながら見かけませんでした。

演習会場には殆どの車両が暗くなる前に既に配置されており、時々照明弾が打ち上げられます。
演習自体は曵光弾や照明弾くらいしか見えないと聞いていたので、光っているところが撮れれば良いと坑道内撮影の要領？で、１０秒くらいのバルブ撮影かな？　レンズは昼間が殆ど望遠ズームなので、夜も同じように・・・暗いのでオートフォーカスは使えず、ピンとは手動。

で、演習が開始されました。

時々サーチライトの照射があり、昼間とは全く違う雰囲気です。１０秒くらいのバルブ撮影をしていますが、雛壇席は人が動くと少し揺れるので、それがブレという形で出てしまいます。これは少しピンボケも含まれてそうですが

７４式戦車の発射。バルブなので楽？にこんなシーンも撮れますが、思ったより明るく撮影時はかなりとんでしまってたので、これは後の修正版です。

９０式戦車は暗視装置を使って闇の中を入場、射撃は７４式より明るい！

車載7.67mm機関銃の射撃。戦車砲塔に見える赤い光は、射撃しない時には緑色になり、昼間の赤旗、緑旗と同じ意味を持ちます。

上は照明弾で奥は砲弾の空中爆発。こんなのが撮れるのも長時間露光ができる夜間ならではのもの。

えーっと、これは複数の照明弾だったかな。

無反動砲の発射。上空では照明弾が照らしてます。

演習最後は機関銃の一斉射撃。正に弾丸のシャワー・・・的に命中した後の兆弾の凄さもよくわかります。物凄い数の曵光弾だと思ったら、総火演夜間演習に使用する弾丸は全弾曵光弾と聞きました(普通は通常弾４～５発に１発の割合で曵光弾が入る)・・・だからあんな鬼のような数の光跡だったんだ

・・・そーゆー意味ではちゃんと演出されてんですね～

夜間演習は昼間とは違い約３０～４０分で終了。航空機が全く無い、光跡が出る射撃関連しかしないため射撃の撮影チャンスそのものが少ない、長時間シャッターによる撮影回数の少なさもあり、体験者から聞いていた通り昼間の演習と比べたら撮影枚数はかなり少なめです。レンズは標準ズームでも良かった感じです。まぁ一旦演習が始まると暗闇なのでレンズ交換をしている余裕などなく、これは次回来れた時の宿題ですね。
夜間では、演習終了後の装備品展示も無いので、終るとすぐ撤収です。せっかくだからみんなで夕食でも・・・御殿場インター周辺のファミレスに向いますが遅い目の時間なのに、どこも一杯・・・やっと見つけた和食系は結構お高め・・・だから空きがあるのね～。皆さんはお茶でしたが私メだけ食事、半ばヤケクソで？うな重だっ

解散後はマイミクよしぞうさんと一緒にＲ２４６を走って、深夜の帰還となりました。

夜間演習も、なかなか面白かったゾ。うん