11月25日の後半スタート。
杏花に行く途中で見かけた炭鉱。このような小規模炭鉱があちこちに点在しています。トロッコは手押し。
少し迷いながらも支線終点の杏花に到着。ヤード端の踏切に立って見ると・・・
SLは奥の方にいるようで、表の方には出ていません。
さて出て来るのを待つかどうか・・・同時間でKプロメンバーの一人が炭鉱トロッコがあるかも・・・で斥候に出ましたが、間もなく「あるぞ〜!」
ここでもツアーメンバーが二手に分かれ、炭鉱トロッコを撮りに行く組と踏切に残ってSLを待つ組、人数もほぼ半分ずつに。私メは当然!炭鉱トロッコ組に。とはいえSL組を待たせている事になるので敏速に
踏切から歩いて数分でトロッコ軌道に出ました。架線もあるのでTL(トロリーロコ=電気機関車)が使われているようです。
線路を辿ってトロッコヤードの中に入ってきます。
いました、メーカー不明のTLです。すぐ奥ではトロッコから回転チップラーで石灰?を荷卸ししています。現場の人に撮影許可を求めるとOK! うるさい現場監督が来ないうちに素早く撮影を進めます
軌道に吊られて建物内に入って行くとケーシ(縦坑エレベーター)がありました。ここでも何か言われる前に?素早く撮影。とはいえ中国人ガイドが付いて来てくれているので少しは安心です。
トロッコヤードを撮影していると杏花のヤードからSLの汽笛が・・・列車が到着したようです。現場の人も汽車が来ている・・・みたいな事を言ってますが、構わず?トロッコ軌道を撮影続行
ヤードの端の方には廃機関車もありました。バッテリーを載せる台の跡が無いところを見ると、これもTLだったようです。
石炭鉄道終点の杏花ヤードに戻ると踏切り横の食堂で昼食。食事が出て来るのを待っている間でも汽笛が聞こえてきます。皆は落ち着いて?座っていますが、汽笛が聞こえてじっとしてるのに我慢できなくなって外へ出たのが・・・
この写真。推進運転でボタ山に向うところです。
再び食堂へ戻ると丁度出来てた麺モノを食します。思えば食事中にSL撮影って、なんて行儀が悪いんだ
食後は再びボタ山に戻るか本線に行って走行列車を撮るか、という事でしたがボタ山列車というのは他ではなかなか見られないという意見が多かったのでボタ山に向います。私メ個人としては本線に行きたかったんですが
荷車を付けたロバと一緒に撮りましたが、ロバが背景に溶け込みすぎて・・・
午前とは違い、午後は30〜40分に1回は列車が来ました。夕方前に近くの信号所から今日のボタ山列車は終了との連絡があったので、最後に本線へ向いました。
機関車の煙が見えたので適当なところで撮影・・・ありゃ、またSLは後ろ向き。
少し先の大きな鉄橋横に移動します。鉄橋横には軍の鉄橋監視小屋らしい建物がそのまま残っています。
日没直後に来たのは後ろ向けに走る単機のSL・・・
この日の標準軌SL(大型)は最後まで「来ると後ろ向き」「前向きに付いている時は推進運転」と、SL撮影にしてはちょっとスカタン気味でしたが、今まで見た事がなかった炭鉱トロッコ軌道を複数個所見れた事が私メにとっては大満足の一日でした。
撮影終了後七台河へ移動。ここでKプログループメンバーとは帰国経路が違うのでお別れになります。飛行機の時間の関係で翌日(26日)も撮影が続けられるという事なので、バスから見えていた炭鉱数箇所を周る計画をたててました・・・ウラヤマシイ!!
国鉄七台河駅から寝台列車に乗車、ハルビンへ向いました。
11月26日
早朝にハルビン到着。更に満州奥地へ撮影に向うグループと駅で別れて空港へ。予定通りのフライトで新潟へ。
到着した新潟は晴れていました。
少し時間があったので新潟駅でJRを撮影したり駅前のバスを撮影したり・・・
これはドカベンバス。新潟市では新潟出身の漫画家をモチーフにしたラッピングバスを走らせていますが、中国出発時には「犬夜叉」バスも見かけました。
新潟からは高速バスで帰京。赤城山近くのSAで日没。
こうして中国撮影ツアーは満腹状態で終了となしましたが、この旅行が次の(2009年3月)中国ツアーに繋がっていくのデス・・・
終わり
しかし・・・次は屋久島日記か3月中国日記か・・・? 宿題が溜まってます。
極寒の中国林鉄の旅 4
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=1335677&id=1165650437
2008年リスト
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=1335677&id=1942015591
ログインしてコメントを確認・投稿する