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2009年04月25日07:01

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極寒の中国林鉄の旅 2

2008年11月23日
綏棱(スイリン)森林鉄道2日目。奥地から綏棱への戻り撮影です。

今回のツアーで驚いた事の一つが、現地ガイドが女性・・・若くはないけど結構美人かと。事前に女性だと聞いてはいましたが・・・Oh氏、やるなぁわーい(嬉しい顔) 
鉄ツアーって男ばかりなので女性が一人でもいると、それだけでも楽しいぞウッシッシ

日中でも氷点下にしかならないこの地方は、水は全て固形化。川も基本的には全て凍り、生活用水も釜などで温めたお湯しかありません。このような田舎の集落宿では水(お湯)は貴重品?なので風呂は当然、シャワーなんてモノも勿論無く、朝に顔を洗う事すら出来ません・・・ 屋外の便所も凍ったブツがピラミッド状に重なっている上に(以下自粛ウッシッシ)
大きな街のホテルにはシャワーもあるし(場合によっては風呂も)、トイレも水洗ですが。

宿では暖かいオンドルのおかげでぐっすり眠れました。早速対氷点下装備で外へ出て、近くの食堂で朝食です。暖かいのでウマイ!

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集落メイン通りの突き当たりには林鉄列車・・・なんて贅沢は風景だexclamation
ここが六[木果]松の駅になります。

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まずは駅の出発シーンを撮影。今日の綏棱へ戻る列車は積車になるので絵になります。わがままを言うと10両くらいはつなげて欲しかったんだけどな〜
あせあせ

飲料水として一人1日1〜2本のペットボトル水が配られますが、少し残ったボトルを客車内に置いてたら・・・夜の間にカンパチコンに凍ってました。客車に暖房は入ってませんが、外へ出たときにカメラレンズが曇らないのでその方が良かったようです。それでも車内は暖かく思ってましたが、ペットボトルの氷が溶けることがなかったので常に氷点下だったようですぷっくっくな顔 

機関車はデルタ線があるので、そこで方向転換をします。ターンテーブルでは雪が積もると掘り起こさないと使えないので、土地の広い大陸でのデルタ線は合理的でもあります。
そして再び支線の石斗山駅へ。路線の関係上、綏棱へ向う列車が支線を奥地に向かって走る場合はバック運転になります。でもDLは片側運転台だからどーしてるんだろう?(デルタ線のある駅は限られているので)

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で、DLはこんな状態で支線内を走って行きましたウッシッシ 機関士の前方確認、どーしてんだろーなぁ・・・と思って見てみたら、DLバック運転状態の時は、機関士はずぅ〜っと窓から顔を出して確認してました。外は-20℃近いのに・・・たらーっ(汗)

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石斗山駅に到着するとDL運材列車が出発を待っていました。1日1本の列車です。が、機関車の調子が悪いとかで貨車編成を短くして出発するか運休(ウヤ)か協議中だとか。結局貨車はそのままに、機関車だけ修理工場へ向けて出発していったようです。

そーゆーなかでも我々は・・・

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構内の入れ替えを撮影したり・・・

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小山に登って俯瞰を撮ったり・・・

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出発シーンを撮影したりと忙しいわーい(嬉しい顔)

列車の出発タイミングは通訳ガイド+案内鉄道関係者と機関士が携帯で連絡を取り合ってるので時間に無駄がありません。いかにも現代中国だなぁうれしい顔

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現状態では最奥地域になるこの駅の近くで木材を貨車へ積込みをしているところも見れました。もっともこれを見るためだけに列車は停車しないので、ちょっと無理言って走行中の客車のドアを開けてもらって撮影したのがこれです。(窓が殆ど開かないので)

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前日と同じ橋梁での撮影。実は川の氷の上で撮ってましたが、冬の始めのせいか流れの強いところはまだ氷が張っていない状態だったので、ちょっと恐かったあせあせ

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SLを切り離した状態のDL列車。

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再び本線に戻り撮影続行。南北河駅。

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途中の駅ではタンク車も目撃。

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同じく駅横で見かけた北京ジープ。今では殆ど見かけなくなりました。

本線の中間くらいになる四海店駅で列車交換があるというので停車。すると前からも後ろからも車両が来るのが見え・・・

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後ろからは軌道モーターカー。とりあえず望遠で何とか撮影。富士重工製に似ているなぁわーい(嬉しい顔)

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前からは軌道クレーン車で、後部には『長春』と書かれてました。

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ついでに?、列車閉塞装置、タブレットも見せてもらいました。日本では煎餅状の板ですが、ここでは棒状タブレットです。(写真拡大可)

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出発を待つ我々の列車。この列車がいなかったら軌道モーターカーと軌道クレーンが同時に撮影できたハズだけど・・・オイッたらーっ(汗)あせあせwww

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日の暮れ頃、最後の撮影で貨車1両が脱線・・・DLが救援に向っているところでありますあせあせ 慣れて?いるのか15分程で復旧。

日が暮れたので撮影は終了。日没とはいえ朝鮮半島より北になるこの地域はまだ15時半前です。しかし撮影を重ねているとやはり予定を押していたようで、今日の夜は夜行列車で移動ですから時間までに駅へ到着する必要があります。このまま列車で行くと到着が遅くなるとガイド氏が判断、途中の踏切でチャーターマイクロバスと合流、ここで乗り換えとなりました。綏棱まで、まだ30km近くあります。もっと乗ってたかったけどタイムオーバーです。

国鉄呼蘭駅近くで夕食、そして寝台列車に乗車。寝台は軟臥と呼ばれる、日本で言うA寝台です。2段ベッド×2の4人個室。しばらくは鉄話しで盛り上がってましたが22時頃には寝てたっけな?

続く

極寒の中国林鉄の旅 3
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